徳島・高知県の滝紀行
掲載年月日 2002年5月11日 更新年月日 2002年6月2日
追加水彩画完成挿入


このページのBGM
秋 第3楽章
管理者「みかちん」さんのHPファイルから提供を受けた
クラシック音楽MIDIを使用しています。
   *無断転用禁止* 
  ヴィヴァルディの「四季秋第3楽章] 




2002年5月3日〜6日
目  次(希望のところをクリックして下さい)
3日 徳島県神山町  雨乞の滝等5滝スケッチ 霧雨
4日 高知県土佐町  アメガエリ滝スケッチ
5日 高知県大豊町  龍王の滝スケッチ
高知県香北町  大荒の滝等3滝スケッチ 霧雨
6日 高知県香北町  轟の滝スケッチ はれ
徳島県海南町  轟の滝等4滝スケッチ
(轟の滝は飛沫が激しくスケッチ断念)
霧雨

参考に現場でしましたスケッチの素描と制作完了の作品を対比出来る様にしています。
徳島県神山町 雨乞いの滝等5滝

雨乞の滝(日本滝100選
落差 3段45m
ハガキ絵

スケッチF6号 2枚 制作中
 5月3日午前4時40分自宅の奈良県生駒市を出発、
直ぐに第2阪奈道路に、5分で大阪府に入る。阪神高速
道路東大阪線から神戸線へ、車は行楽に向かう家族連
れの乗用車が多い。
 明石海峡大橋を通過、午前5時50分淡路サービスエ
リアに入るが駐車場はほぼ満杯、あきらめ緑サービスエ
リアに向かう午前6時20分到着した。
 コーピーを飲み小休止する。緑サービスエリアは普段
は利用者は多くないが結構家族連れの人が多い。
 天候は明石海峡大橋付近では晴れていたのが曇り空
に変わりつつある、天候を気にしつつ午前6時35分出発
した。
 午前7時徳島市へ国道55号も車両が多い、ラジオの
天気予報は降水確率30%、山に入ると雨の確立は高く
なるので心配しつつ走る。
 午前8時最初の目的地神山町に入る。
 狐の嫁入り(晴れているのに雨が降っている)だ。
 午前8時30分「雨乞の滝」駐車場(マイ高度計195
m)に到着。スケッチ準備後出発、うぐいす滝、不動滝、
観音滝、もみじ滝そして雨乞の滝(マイ高度計390m)
が一番奥にあった、約30分で到着した。
 天候は霧雨、スケッチは出来る、開始した。
 雨乞の滝には三々五々人が滝を見て感歎の声を上げ
ていた。
 スケッチを褒めてくれたり・・・・・?
 上から順番に滝をスケッチして行ったが「観音滝」は足
場が良くなかったので帰宅して描けるように「ハガキ絵」
2枚を素早く描いた。
 午後5時終了、雨の予報、無理を言って妻の弟宅に突
然の宿泊をお願いした。
スケッチブックF6号(32×40)
ペンで素描後簡単に色付け
キュウブ水彩紙
2002,5,28 完成
スケッチブックF6号(32×40)
木炭鉛筆で素描後簡単に色付け  

ワトソン水彩紙
2002,5.28 完成
もみじの滝
落差 2段8m
ハガキ絵
もみじの滝
スケッチブックF6号(32×40)
木炭鉛筆で素描

キュウブ水彩紙
2002,5,31 完成
2002年8月4日上の絵を元に自宅制作
キャンソン水彩紙 F6号 32×41cm

観音滝
2段12m
ハガキ絵
観音滝 
2段12m
ハガキ絵

観音滝
ワットマン水彩紙 サム(15×22cm) 
2002,5,19 完成 

観音滝
キャンソン水彩紙 F6(31×42cm) 
2002,8,6 完成 

不動滝
落差 5m
ハガキ絵

スケッチ F6号1枚 制作中

うぐいす滝
落差 8m
ハガキ絵
 
不動滝
スケッチブックF6号(32×40)
木炭鉛筆で素描

ワトソン水彩紙
2002,6,2 完成
うぐいす滝
スケッチブックF6号(32×40)
木炭鉛筆で素描後簡単な色付け

キュウブ水彩紙
2002,5,31 完成


ページ目次に戻る

高知県土佐町  アメガエリの滝
落差 2段20m
ハガキ絵
 5月4日徳島県三野町を午前7時45分
出発、太陽がサンサンと輝いていた。
天気予報は外れたか・・?、しかし大歩危
を通り高知県に入ると雨になった。
 今日の予定は高知県池川町・吾北町で
途中の土佐町の道の駅に立ち寄り小休
止、パンフレットを見るとアメガエリの滝の
名前が目に入った。
 まず、アメガエリの滝に向かう、走行中も
雨は降り続き止みそうにない、滝に到着。
滝は道路から見える、水量が多く迫力が
ある。
 雨の中、傘を差してスケッチブックサム2
枚を制作した。
 午後1時終了、池川町に向かうが雨は
激しさを増している、国道と言っても整備さ
れておらず、道幅は狭い、町には到着した
が滝のスケッチを諦め、もと来た狭い道を
大豊町の龍王の滝駐車場に向かう、午後
6時過ぎ到着、梶ガ森山荘に宿泊を申し
込むが満員と言って断られ滝駐車場で車
両泊する。

ワットマン水彩紙 サム (15×22) 


2002,5,19 完成


ストラスモア水彩紙 サム(15×22) 


2002,5,15 完成 


ページ目次に戻る


高知県大豊町 龍王の滝(日本滝100選
落差 20m(マイ高度計860m)
ハガキ絵

雨上がり後であった為木々からの雫が
落ちてくる中のスケッチ、肌寒く感じた。
 5月5日 うぐいすの鳴き声、「チョットマッテヨ」と鳴く
鳥、そしてせわしく鳴き続ける小鳥の声で目を覚ました。
 午前6時頃上空には青空が見えてきた、しかし、山に
は霧が流れていた。
 足元が濡れない様にスパッを着け、滝へ到着、木々か
らの雫が落ちてくる。
 スケッチ面が濡れないように立てた状態でスケッチ開
始、滝に近い場所は寒さを感じる、寒くなったら離れ別の
場所からも同時進行でスケッチをした。
 午前8時を過ぎると滝に来る人が多くなって、「描けて
いいですね」と声をかけられる。
 適度に相槌しながらスケッチ、ただ滝の写真を愛媛か
ら来られた夫婦が熱心に撮影、スケッチに障害にならな
いかと気を使ってくれた。
 お礼に左のハガキ絵を帰宅してスキャナー後、郵送し
ました。
 この滝の訪問者が今回訪れた滝の内で一番多かった
です。

 5月26日追伸
龍王の滝駐車場で早朝「チョットマッテヨ」と鳴いて
いた小鳥の正体が判明しました。
 26日早朝から義父の49日法要に車で出掛ける
途中NHK第1ラジオの「あさいちばん季節の野鳥・ホ
トトギス」を聞いていると私には「チョットマッテヨ」と
聞こえた鳥の鳴き声が実はホトトギスでありました。
姿は見ていませんが、鳴き声が間違いありませんで
した、知らないことが多いです。
スケッチブックサム(15×22)
ペンで素描    

ストラスモア水彩紙(15×22)
2002,5,19 完成 
スケッチブックF6号(32×40)
ペンで素描後簡単に色付け   
キュウブ水彩紙
2002,5,20 完成
スケッチブックF6号(32×40)
ペンで素描後簡単に色付け  
ワトソン水彩紙
2002,6,2 完成

ページ目次に戻る


高知県香北町 大荒の滝等3滝
つらら滝
落差約25m マイ高度計540m
ハガキ絵

5月5日午後1時50分到着、空模様が怪しい、滝の遊歩
道で「つららの滝」へ、案の定滝に到着後スケッチを始め
ようとしたところ霧雨になった。
 急いでスケッチブックサムにペンで素描、遊歩道を更に
奥に進むと大荒の滝が見えて来た、水量が多い、飛沫
が凄い、完全に滝前までは無理で脇からスケッチを開始
した。
 地震かと思うぐらい地面が落下する水圧で揺れてい
る、水音も轟音だ、岩が動き出さないかと心配しながらス
ケッチ、飛沫も凄い、スケッチ面に水がかからない様に立
てて描く、スケッチを終わり、滝を少し離れた時「無事だっ
た」とホットした気持ちになった。
 駐車場に戻り岩屋の滝近くの駐車場に移動、ややバテ
気味に登って行くと綺麗な滝があった。
 この滝は秋には紅葉と組合わせるともっと綺麗だと感じ
た。
 一人写真撮影中の人が居た。
 丁度ベンチがあり腰掛ながらスケッチした。
 午後4時12分終了、移動した。
 午後5時轟の滝駐車場に到着、バイクの人たち5人ほ
どが駐車場にテントを張っている。
 夕暮れまで時間があったので轟の滝を下見した。
 スケールの大な滝、さすが落差75m、観瀑台からハガ
キ絵2枚を描く、車に戻り別の駐車場に移動、夕食後ラ
ジオを聞きながら寝る。
つらら滝
スケッチブックサム(15×22)
ペンで素描     
ワットマン水彩紙
サム
2002,5,19 完成 

大荒の滝
落差 30m マイ高度計600m
ハガキ絵
スケッチブックF6号(32×40)
ペンで素描   
ワトソン水彩紙
2002,6,2 完成

岩屋の滝
落差 2段25m マイ高度計540m
ハガキ絵
 
スケッチブックF6号(32×40)
ペンで素描後簡単に色付け   
ワトソン水彩紙
2002,5,25 完成
スケッチブックF6号(32×40)
ペンで素描      

キュウブ水彩紙
2002,6,2 完成

ページ目次に戻る

高知県香北町 轟の滝(日本滝100選
落差 段瀑75m
5月6日、最終日。
 朝食後の午前6時30分滝へ、スケッチ場所を求め滝壷まで降りてみるが、全体の景色をスケッチするには観瀑
台からが一番良い、滝壷と途中からの滝の姿をハガキ絵に描いて観瀑台に戻りスケッチをした。
 バイクの人たちも滝を見に来るだろうと思っていたが誰も来なかった。
 午前9時30分完了、徳島県海南町の轟の滝へ移動開始した。
滝壷近くの釣り橋から
ハガキ絵
滝壷から少し上がったところから
ハガキ絵
観瀑布台からの滝
ハガキ絵
観瀑布台からの滝
ハガキ絵
スケッチブックF6号(32×40)
ペンで素描後簡単に色付け     

キュウブ水彩紙
2002,5,25 完成
スケッチブックF6号(32×40)
木炭鉛筆で素描後簡単に色付け  
ワトソン水彩紙
2002,5,31 完成

ページ目次に戻る


徳島県海南町 轟の滝(日本滝100選)
轟の滝(日本滝100選)
落差 50m
滝前は飛沫が激しくスケッチ断念する
もやっているのが飛沫
ハガキ絵もなし

 
 国道195号を高知県から徳島県に午前10時20分入
り上那賀町から国道193号、国道と言っても林道と変わ
らぬ山道、カーブの連続やっとの思いで海南町の轟の滝
に午後2時到着した。 
 早速轟の滝へ、しかし、飛沫が激しく滝前には長時間
居れない、直ぐにびしょびしょに濡れる、スケッチを諦め、
遊歩道で上にある滝を見に行くことに決め、良ければス
ケッチ、悪ければハガキ絵でもと階段を上り二重滝へ到
着した。
 スケッチした場所は、轟の滝落ち口の上付近から、や
や暗い感じの滝であるが面白い滝、水量も雨の関係で
多い、しかし、スケッチ中又も雨がポツリポツリ、激しくは
ないので続行、更に上の滝へ山道を登る。
 滝から滝の間はおおよその時間表示がしてくれてあり
助かる。
 スケッチを終了して午後4時駐車場に戻る。
 売店が閉店しておばさんが掃除をしていたが無理を言
って土産物を売ってもらう、ついでに「アマゴすし」が2個
売れ残っているとのこと、1個買う、代金1000円なり、
走りながら夕食をした。
 アマゴすしは美味しかった。
 徳島海南町、上那賀町、木沢村(温泉入浴)、上勝町
を通り徳島市、鳴門市から高速道路へ急ぐ旅でもないの
で制限時速で走行、午後11時無事に帰宅した。

サム(15×22)
写真と観瀑の印象から制作
2002,5,27 完成

サム(15×22)
写真と観瀑の印象から制作
2002,5.27 完成
二重滝
落差 2条10m
ワトソン水彩紙 F6号(32×40)
ペンで素描後簡単に色付け

制作完成
2002,6,2
鳥返し滝
落差 12m
ハガキ絵
鍋割の滝
落差 15m
ハガキ絵のみ
鳥返し滝
スケッチブックF6号(32×40)
ペンで素描    

ワトソン水彩紙
2002.5.28 完成
横見滝
落差 15m
スケッチブックF6号(32×40)
ペンで素描     

ワトソン水彩紙
2002,6,2 完成


ページ目次に戻る

後記:今回の徳島・高知の滝スケッチ行きは、
 徳島県の滝資料はリンク先竹野さんのサイト、高知県の滝資料はリンク先JJJさんのサイトを参考にさせ
て頂き助かりました。
 又、JJJさんからはメールで適切なアドバイスをいただきました、この場をお借りしてお礼を申し上げます。



トップへ
トップへ
戻る
戻る