三重県熊野市の滝紀

ページ作成開始 2002.11.20
更新 2003, 5,17
画像追加 2003. 5.17
内容訂正 2003、11,26

MIDNIGHT RENDEZVOUS



ページ内目次
2002年11月3〜4日
1回目熊野市滝スケッチ日記
奈良県上北山の黒瀬滝 弁天の滝
雨滝(上からのスケッチ) 龍門の滝(遠景をスケッチ)
大丹倉と無名滝 国道42号沿い清滝
ガンガラの滝 市役所ロービーの展示
2002年11月23〜24日
2回目熊野市滝スケッチ日記
9  有馬町 雄雌の滝 雄滝 12  育生町 三ッ滝雨と道判らず残念)
10  有馬町 雄雌の滝 雌滝 13  「三重の滝紀行」のサッチモ・セレナ
ーデさん撮影の三ッ滝写真集
11  井戸町 大馬の清滝 14 神山町の不動の滝


熊野の滝スケッチ日記11月3〜4日の連休、滝のスケッチに行きたいと思い三重県内の市町村のホーム
ページを検索してみました。
熊野市のホームページに10滝が紹介されて、落差も50mの滝も数箇所があり行くことに決めました。
尚:滝行きに際して熊野川市役所観光産業課方から色々教えて頂きました・お礼申し上げます。


11月3日
 午前6時20分自宅出発、国道169号を進行、
午前8時35分奈良県川上村道の駅に到着、小
休止、国道169号と県道大台ケ原線分岐付近
では小雨が降っていました。
 午前9時17分ころ奈良上北山村の国道169号
沿いに「黒瀬滝」があるはずと注意していましたと
ころ、カーナビに「黒瀬滝」の表示がありました。
 表示の場所付近に止まると道路沿いに滝があ
りました。
 道路からハシゴを少し登ると見事な直瀑、落差
は50m以上、でも滝前に木々が多く、障害となっ
て眺めは良くありませんでした。しかし滝の上の
木々の紅葉は見事でした。
 午前9時50分奈良県下北山スポーツ公園到
着、小休止。
 カーナビに熊野市育生町の雨滝をセットして案
内表示に従い走行しました。


奈良県上北山村の黒瀬滝

雨滝

 午前11時10分道路沿いにある雨滝に到着、観
瀑布台があり見に行きました。
 なかなか良い滝で、徳島県木沢村の日本百選に
選ばれている大釜の滝と雰囲気が似ていました。
この滝も日本滝百選に選ばれている滝に見劣りは
しません、なかなか良い滝で、下に下りる道が無い
ため、滝見台からスケッチをしました。

ワットマン水彩紙
サム(15×22cm)
2002年12月31日完成
現場で素描したまま完成が遅れましたが
ワトソン水彩紙F6号(41×31cm)


ページ内目次に戻る / トップページに戻る


 大丹倉と無名の滝

 午後1時ガンガラの滝へ向う途中、天然記念物に指定されて
いる岩山「大丹倉」の素晴らしい景色が目に入り、スケッチしま
した(絵と写真)、大丹倉から目を右に転じると山の上に滝を発
見、落差(50以上)もかなりのものこの無名の滝もスケッチしま
した。
 午後2時10分スケッチ終了。
ヴォターフォード水彩紙
サム(15×22cm)


ページ内目次に戻る / トップページに戻る

ガンガラの滝

 午後2時20分ガンガラ滝入口空き地に駐車、即
出発、滝までは市のホームページでは30分と記
載してありました。
 川の左岸を進み途中で川を石伝いに右岸に渡
る出発して20分、ガンガラ滝と表示した案内板が
り、そこに5m程の変形の滝がありました、案内
板の矢印が上流を指しているような気がしたので
更に上流に進むが30分過ぎても滝らしきものが
見つからない、午後3時になって引き返し先程の
変形滝に戻り急いでスケッチをしました。
 スケッチしている時山仕事から帰るご夫婦を見か
けたので、スケッチを終了して後を追う、川を渡る
付近で追い付きガンガラ滝を確認するっとスケッチ
した滝に間違いがなかった。

 午後4時過ぎ駐車場に到着後、大丹倉の無名
滝のスケッチを見てもらったところ、ご夫婦の持ち
山の近くにある滝で落差を伺うと50m以上あると
の話をしてくれました、アクセスも山仕事の道があ
るとのことでした。
 近くにある「三ツ滝」は日没で残念して本日の
予定終了、夕食のため熊野市内に向かいました。

 夕食・明日の食事を買い込み仮眠場所の道の
駅へ・・・・[仮眠]・・・・・


落差は小さい滝ですが
釜は広く綺麗な滝でした

ヴォターフォード水彩紙
サム(15×22cm)


ページ内目次に戻る / トップページに戻る
11月24日
 朝食後、新鹿町の龍門滝・弁天滝へ、しかし滝の所在がよく判らない、住宅の中に入り公民館の前で作業中の年
配の方に滝へのアクセスを教えて頂き、まず近い方の弁天の滝へ向いました。

弁天の滝

 道路脇に滝入口の看板、近くの空地に駐車、滝までは1,2
Kmとの案内がありました。
 準備して午後8時18分出発、整備された幅員1m弱の道を
登る、途中には道路崩壊などが数箇所あったが危険箇所もな
く午前8時48分滝(高度計320m付近)に到着した。
 滝は落差50m雄大な滝ですが、しかし、滝前が狭いのが
残念でした。
 見上げるようにしてスケッチ、少しの間、首の体操になりま
した。
午前10時35分滝を出発、午前11時5分車に戻りました

ワットマン水彩紙
サム(15×22cm)


 
 龍門の滝

 弁天の滝スケッチ終了後、龍門滝へ教えられた林道
に入ると直に行き止まり、マイ高度計260m付近、駐車
場所から直に堰堤があり、階段を上る、谷の右岸の山道
登り途中左岸の渡る、次第に山道の踏み跡が判り辛く
なって・・・・・踏み跡を探してヤブコギするも遂に行止
り・・・・・マイ高度計380m付近
 これ以上ヤブコギをする気にも、谷を遡行する技術(登
山靴での遡行は滑って危険)なし、気にもなれず残念し
て下山する。
 新鹿町の住宅近くに戻り遠景を描いた。
滝の遠景・・・デジカメ望遠で撮影


当日のスケッチ

ストラスモア水彩紙
サム(15×22cm)
イメージで帰宅後制作
2002年12月31日完成
ワトソン水彩紙
F6号(31×42cm)

ページ内目次に戻る / トップページに戻る
 
清滝
飛鳥町の観音滝、五郷十二滝へ向うが、地元の人に尋ね
てもあまりご存じないようで、変更して午後2時30分
国道42号沿いにある清滝に到着これも大きな滝、見上げ
ながらスケッチしました。

ヴォターフォード水彩紙
サム(15×22cm)

 その後国道から遠景をF4号のスケッチしました

 
帰路

 午後4時30分終了帰路に着く、午後5時過ぎ奈良県下北
山村の温泉「きなり湯」到着、入浴、なかなかいい湯、強風の
中で入った露天風呂も風情があった。
 午後5時55分出発、国道の道路案内電光掲示板に「県道
大台ガ原線、積雪、タイヤチェン着装」とありました。
午後6時40分県道大台ケ原分岐付近を通過、小雪が舞って
いました。
 午後9時帰宅した。
遠景
ワトソン水彩紙
F4号

ページ内目次に戻る / トップページに戻る


感謝
滝のスケッチは熊野市に寄贈しましたところ市役所のホールに展示して頂きました。


・・・・熊野市にいかれる機会があればご覧下さい。


ページ内目次に戻る / トップページに戻る

2002年11月23〜24日

11月23日
 前回と同じく午前6時半自宅を出発した。もう少し早くと思っていても準備に手間取り同じ時間になってし
まった。
 第一目標の滝は熊野市有馬町の「雄雌の滝」、滝の所在が判らないのでカーナビに行き先を有馬町の
産田神社付近をセットした。
 吉野町から雨が降り出し雨の中を大台ケ原の下を通り熊野市へ、熊野市に入るとくもり、山には雲がか
かっていた。

雄雌の滝
 雄滝
 無事産田神社付近に到着、丁度七五三でお参りを
する若いご夫婦に滝を訪ねると親切に教えて頂い
た、教えて頂いたとおり産田川沿いに池川林道を上っ
ていくと橋があった。
 午前10時45分ころ到着、橋の袂の右岸側に空地
がありそこに車を置き、右岸の山仕事でよく踏まれた
道を滝へ2度ほど橋を渡り返し登って行くと20分程で
雄滝に到着しました。
 雌滝は雄滝の下にあるが山道からは見ることが出
来ないし、降りる道もなさそうである。
 後で考えることとして雄滝を先ずスケッチ開始、今
にも降り出しそうな天候、大きいサイズのF6号も持っ
て行きましたが、まずサムサイズ(19×22cm)ワッ
トマン水彩紙とヴォターフォード水彩紙に描いた。
11時10分から13時50分若干時間をかけ過ぎた。

ワットマン水彩紙
15×22cm

ヴォターフォード水彩紙
15×22cm

15×22cm

ページ内目次に戻る / トップページに戻る

 雌滝
 雌滝へは道が無いので山道から比較的緩やかな植林の傾斜緩やかな斜面を谷へ降りて、谷右岸を滝
へ、雄滝に比べるとなんとなく神秘な感じで滝壷も立派である。
 14時5分から14時40分まで今度は急いでサムサイズ2枚スケッチした。

ワットマン水彩紙
15×22cm
ヴォターフォード水彩紙
15×22cm

ページ内目次に戻る / トップページに戻る
 
大馬の清滝
 井戸町の大馬神社の脇に滝が在った。神社の脇か
ら少し上がったところからサムサイズ2枚、夕暮れ迫る
なか神社参道から遠景を1枚スケッチした、天候は霧
雨模様であった。
 この時期は滝の水量も少ないが、水量が多いと迫力
ある滝だろうと思いながら素描した。



参道からの滝
暗いためピントがボケました
ヴォターフォード水彩紙
15×22cm

ワットマン水彩紙
15×22cm
ストラスモア水彩紙
サム(15×22cm)


ページ内目次に戻る / トップページに戻る
 
11月24日
 三ッ滝(雨と道判らず残念)
 24日は育生町の三ッ滝を早朝からスケッチをする予定で、市内で夕食を買い込み三ッ滝に向かう、カ
ーナビにセット、しかし途中に大丹倉の道路案内かあったのでその道を進むと思ったより早く三ッ滝と表
示ある広場に到着した。
 比較的大きな広場になっていたのでそこで車両泊した。
 就寝時は星空であったがラジオを聞いていると太平洋上に台風があり明日の天気は良くなさそうであ
る、案じたとおり朝から雨、小止みになったのを見計らって午前10時過ぎカッパを着て山道を滝に向うが
案内表示もないのでよく判らず、1時間経過して下山をした。
 この天候では滝のスケッチも出来ないだろうと霧雨であったが前回来た時描いた大丹倉の岩山、近くの
無名の滝をF6号に素描し簡単な色付けて午後2時ころ奈良に帰る事にした。



大丹倉
ワトソン水彩紙
31×41cm


大丹倉の無名滝
ワトソン水彩紙
31×41cm

三ッ滝写真集
詳しい道筋は下を
クリックして下さい
三重県松阪市在住の「三重の滝紀行」のサッチモ・セレナーデさんが三ッ滝を観
瀑してこられました。
見るためには相当厳しい道を行かなければならないそうです。
私には行けそうにありませんのでサッチモ・セレナーデさんのご好意で写真をここ
にお見せする事が出来ました。

写真の版権はサッチモ・セレナーデさんにあります、承諾無く使用しないで下さい。
三ッ滝
一番下流の滝 落差約15m
三ッ滝
真中の滝 落差約50m
三ッ滝
一番上の滝 落差約40m
三ッ滝
一番上の滝 落差約40m

ページ内目次に戻る / トップページに戻る

 
神山町 不動の滝
残念この滝は不動の滝ではありませんでした。
もう少し林道を歩けばよかったのに、再度スケッチに挑戦して
きます。2003年7月30日

○の所が滝です、林道からの眺め
この時期滝の水量は少ない、拡大写真の黒い
部分が水量の多い時の水の部分と考えられる。
 奈良に帰る途中ある神山町の不動の滝へ行っ
てみる気になり国道309号から西谷林道に入っ
て行くと途中にゲートがありました、午後3時到
着。
 ゲートからは国有林となっていた、狩猟期間に
なっているのか猟師さんの車が1台止まってい
る、空地に駐車、空模様も怪しいので雨具を持っ
て林道を登る、猟師さんに間違って撃たれない
ように注意して歩くこと1時間、遠方に滝が見え
た、資料では落差45mとなっていた、滝の直近
まで行く道はなさそうで林道からサムサイズにス
ケッチし下山した。(これは無名滝・・もう少し歩
けば本当の不動の滝に出会えていたのに)
 午後4時30分車両に戻る。
 前回と同じく下北山村の温泉入浴気持ちを切
り換え家路に着いた。
 今回は天候に恵まれなかった・・こんな時もあ
るからスケッチに行くの辞められないのかも知れ
ない。



拡大写真


ストラスモア水彩紙
サム(15×22cm)
再度挑戦・・これが不動の滝でした
2003年8月3日現場スケッチ・・
・・・・・2003年10月19日完成
不動の滝(31×42cm)

ページ内目次に戻る / トップページに戻る


トップへ
トップへ
戻る
戻る