特別「中国大連」旅行記
2001,10,18 公開

MIDNIGHT RENDEZVOUS

 この旅行記は2001年10月6日〜8日までの旅行の際に見聞きしたことを旅行記としてまとめました。
中国は年々大きく発展して変化が著しいものと思います、あくまで2001年10月当時の旅行記録としてご覧頂ければ幸せです。
2010年10月    Miyama
尚:最新の詳しい情報はリンクしています「看看大連」のページをご覧下さい。


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初めての海外旅行は中国の大連・旅順口・203高地に行きました。
目次
関西空港から出国 11 夜の中山公園 21 朝の散歩、中山公園
機内 12 朝の散歩、中山公園 22 空港へ
中国大連到着 13 ホテルからの眺め 23 帰国
昼食 14 東鶏冠山、203高地スケッチ
北大門 15 会見所
リンク・・看看大連
老虎灘公園 16 大連自然博物館、
星海公園とスケッチ
貝細工工房 17 お茶(中国茶)専門店
大連港ターミナル 18 夕食までスケッチ
夕食までの散策 19 夕食
10 夕食 20 W杯出場決定、爆竹・花火
イメージ画
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2001.10.6〜8・・・初めての海外旅行に中国大連行きました。

( )内は現地時間 例、日本時間午前9時(現地時間午前8時)大連は時差1時間
10月6日
(土曜日)
晴れ
出国
 午前8時関西空港集合時間に合わせ、午前5時20分起床、娘に送ってもらい近鉄生駒駅に午前6
時10分着、同24分発の難波行き急行に乗車、車内は空いておりゆっくり座って行く、同47分近鉄
難波駅到着、徒歩で南海難波駅へ6分、午前7時2分関西空港行き急行に乗車、関西空港に近づく
につれ旅行者、関空に勤務する人等で混雑、午前7時44分到着、集合時間に間に合った。
ツアー参加者21名全員集合後、添乗員から日程や旅行中の諸注意を受ける。
その後同行のMさんと喫茶店で時間を過ごす。
 飛行機の搭乗が9時30分、間に合うように出国審査を済ます。連休の為か海外に出掛ける人が多
い、搭乗した中国大連行きNH947便の機内はほぼ満員、午前10時5分定刻にスポットを離れ滑走
路の南端へ、滑走開始午前10時18分に離陸した。
座席は横7人の真中、風景は全く見ることが出来なかった。
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機内 朝鮮半島の風景をデジカメで撮影

朝鮮半島上空
 飛行機は約1万メートル上空を飛行、しかし、
機内は加圧されている為快適、日本海上空から
韓国ソウル上空、北朝鮮西上空を飛行大連空港
へ。
 今回私は高度計付の腕時計を持っていった高
度計の表示は4000mまで、どうなるのだろうと
心配していたが、高度計を確認すると
「平均1450m」を表示していた、すなわち
  1450m付近
の山にいる様なものだと思った。
 機内食は朝食との事、本日3回目の食事、中
国に入ったら又昼食があるそうである、、お腹が
持ちそうにない、半分残す。
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中国大連
到着
 12時16分(11時16分)到着、入国審査12時35分(11時35分)完了、無事中国に入国した。
 現地ガイドは中国国際旅行社の若い女性のガイド「にんべんに児童の児」と説明してくれたが?
 もちろん日本語での説明。
 いよいよ観光バスに乗車して昼食に向かう。
 中国国内は丁度国慶節で9月30日から7日まで休みとのこと、市内に入ると人、人、世界一人口
の多い国、大連市の人口も500万人、市内に300万にとか、大連市は帝政ロシアがフランスのパリ
ーをモデルに建設されている、ロータリーの中央に公園を設け、ロータリーを中心に道路が放射状に
延びて、発達した街で、戦前には日本人が20万人余が住んでいた。
 現在も日本企業は進出している、日本の商社員お目当ての飲食店街には「スナック清水」「スナッ
ク綾]等の看板が多く見られた。
 中国の国内旅行者も異国情緒を求め大連に遊びに来る人が多いですとの説明、その内に昼食会
場のホテルに到着した。
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昼食


 私たちの昼食の部屋の隣りでは結婚披露宴が行われていた。宴で歌われている曲は「北国の春」
など聞き覚えのある曲がほとんど、日本の披露宴とほとんど変わらないが、新郎、新婦の他の人の
服装は普段着であった。
 この日ホテルでは2組の結婚披露宴が行われていた。


贅沢 昼食に13品ほど出る。
少量ずつお腹に入れるが満腹

宴後のホテル前での記念撮影中の様子

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北大門

「北大橋」
初めの観光地は「北大橋」北九州市との姉妹都市
で日本の支援で出来た日中友好のシンボルの橋お
よび付近の海岸美を観光した。
 同僚のWさん、有料トイレ料金「五角」のところ1元
を渡したが釣りをくれなかった、そして、便器は詰ま
って汚かったとぼやくこと。



   
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老虎灘公園

虎の彫刻
 続いて「老虎灘公園」へ、やはり人が多い、家族
連れや若者、何で来たのだろう、自転車、マイカー
はほとんど見ない,タクシーかバス利用が殆どだ。
 ガイドに「虎の数はと聞かれ、5頭」と答えると6頭
ですと言う、写真のこの角度からは5頭、裏にもう1
頭が隠れたいました。
中国では6,8等偶数が尊ばれると説明がありまし
た。



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貝細工工房
貝細工の工芸品の製作過程を入口でしていたが、店内は土産物の販売店、掛け軸、陶芸品、、印
鑑の材、印鑑はその場で彫ってくれる。
 変わったのは、バイアグラ3個1万円で買った人がいたが、夜の飯店で4個1万円の商売していた。
見るというより買い物、係員は商売熱心、外貨獲得の国策をかいまみました。
 買い物の秘訣、トコトン値切ること。  
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大連港

フェリーターミナル

大連港駅
赤色はタクシー
 向かいのビル屋上からの観光、フェリーが到着したところでターミナルも駅も混雑していました。
 人は鉄道、タクシー、バス、路面電車(すべて女性の運転手)を利用しているとの事、マイカー(乗
用車)は殆ど走っていない、タクシーはワーゲン、型は古い、町の中では新車は殆ど見ませんでし
た。
 バスも古い車両、殆ど満員、乗車率100%でした。
 フェリーターミナルの前に横断歩道がありますが、殆どの人は所かまわず道路を横断しています。
 大連港は上海に次ぐ第2の貿易港、天津、上海、青島などに向かう海の玄関口、不凍港のためロ
シア、日本をはじめ列強の争奪の的になったところです。
 終戦後の引き揚げ船はここから日本の舞鶴港に出港しました。
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夕食までの
散策
午後5時(4時)ホテルに到着、夕食に行く集合時間午後7時(6時)まで、同室のMさんとホテル近く
を散策、休暇中のためか通りも百貨店内も人又人、店内を見て回る、大音響でのファッションショーな
ど結構賑やか、値段は日本とそんなに変わらない、「8折」「9折」「7折」の表示が目立つ、日本では
「20%引き」「10%引き」「30%引き」の意味で、バーゲンの表示が非常に多かった。
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夕食  餃子専門店での夕食、普通に13品ほどに中華料理と水餃子、揚げ餃子、焼き餃子が10品、とて
も食べ切れませんでした。
 食事が終わるころになると、陶器、山水画、象牙の箸、酒、果てはバイアグラなどみやげ物の商
売、大変熱心で、中国人の駆け引き、したたかさを見ました。
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夜の
中山公園

 中山公園はロータリーの中心にあるが、道路を横断しなければならない、横断歩道が有るが信号
機は設置されていない、横断歩道に立っても車は止まってくれない、大連の人は車の間を縫って上
手に横断する、車は絶えることはない、横断者がいるからと言って止まることはない、車の速度は30
〜40以下、無理してスピードを出していないから、中国の人は車の流れに乗って上手に横断してい
るのだ。
 3日間を通して走っている車で急加速、急発進という状況は見かけなかったし、駐車車両も少なく、
信号機がなくともあくせくした運転をしないから交通事故が起こらないのだろと思いました。
 夜のロータリーの周辺の建物の照明、公園内の街路灯がとっても神秘的な雰囲気を出していまし
た。
 旧大和ホテルの上に大型テレビが設けられている。公園の殆どの人がテレビを見ていました。
 夜の市民の娯楽に一つの様だ。
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ホテルに帰って全身マッサージを受ける。1時間4500円(300元)、良く眠ることが出来ました。
足ツボマッサージも良いそうです。


10月7日
 (日曜日)
   曇り 

朝の散歩
中山公園

旧満鉄

旧横浜正金銀行


 中山公園周辺の建物は、ロシア風の物が多
く、公園内は体操、太極拳、バトミントンと多くの
人がしていました。
 老人でも猫背の人は少ない、背筋を伸ばして
歩いている。
 散歩して感じたことは、表通りは近代的な建物
が多いが、裏通りは建物が古く、あまりきれいと
はいえない。



旧大和ホテル

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ホテルから
の眺め
 朝の散歩からの帰り、歩行者道路では百貨店の従業員が4列横隊で数ヶ所に分かれて集合して
いる、外で朝礼をするのだろうと思ってホテルに帰りまいした。
 その後、ホテルの窓外をみると各部隊ごとに行進の練習、手のあげる角度、歩幅を軍服姿の指
導員が教えていました。
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観光
旅順へ
東鶏冠山
203高地
 午前10時(9時)観光バス乗車旅順に到着、日露戦争の記念館で記録写真やガイドから当時の
戦闘状況の解説があった。
 記念館のトイレは大は仕切りはあるが、頭が見える、しかし、きれいに清掃されていた。
 その後、バスで移動203高地へ

東鶏冠山の日露戦争の争奪戦の壕跡と記念碑
左2枚も同じ


 203高地観光のため駐車場に到着した途端、頂上まで籠
に乗ってくれと高齢者、肥満の人のそばを離れない、無視す
るのは大変である、歩いて頂上までは20分ほど。
 籠の乗り賃は100元(1500円)、籠かきは2人。下りは相
当な速度で下りて来る、乗っている人も大変だが、かつぐ人も
足腰、体力が必要だと思いました。

 203高地から旅順口を望む
 腕時計の高度計は
  210〜205m
 を表示していた。
203高地での
「はがき絵」のスケッチ

先にした「はがき絵」
 スケッチをしていたところ中
国の若い男女が珍しそうに覗
き込んできました。
 もちろん中国語が判りませ
んが楽しそうに話しているの
で、その場で進呈しました。
「シェシェ」と言われました。


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会見所

日露戦争終戦時日露が会談した所
入口左横にあった、ナツメの木は枯れていた。

中には日露戦争の写真が展示してある。
野戦病院、手術台が会見時の机に変身。
 

昼食は会見所の横であった。
 やはり、中華料理のフルコース15品、又もお腹
いっぱいになりました。
  バスの入口に、子供がみかん1袋10元で観
光客に相手に売っていました。
 可愛そうに思い買ってあげる人も、日本のみか
んより味が悪かった。
 

会見所の向かいにあった単車の修理やさん

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自然博物館
 星海公園

 大連自博物館は、恐竜の化
石、標本、実物大の鯨の標
本、宝石の源石等が展示され
ていた。
 学芸員の説明後、博物館建
設費用の足しにと、日本人に
は工芸品の即売を行う。
 ややひつこい感じ!

 大連自然博物館の前から星
海公園方向をスケッチしまし
た。
 右側にある塔は、バンジィジ
ャンプ台


 星海公園は中山公園と同じようにロータリーと
なっていて、その周りに色々な建物が建設されて
いる。
 公園は大変広く北京の「赤の広場」の3〜4倍と
か。


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お茶専門店 店でもらった資料から
1 烏龍茶
 産地:福建省、半発酵茶で香りが芳しく、爽やかしく甘い味がある。
 薬効:本茶は消化を促し脂肪減消、肥満解消に特効がある又、精神興奮と健脳等の効能もあり、
    神経衰弱、皮膚の色素の沈着、血脂の高いなど諸症状にも効く。
2 ジャスミン茶
 産地:福建省、ジャスミンの花で薫制され、その花の香りがたかく、花の味がたっぷりしている。
 薬効:体の新陳代謝を促し、カロリー吸収と消耗のバランスを保ち、アレルギー性、アトピ性等の 
    皮膚炎に効果がある、湿気を去り、径絡を順調に通すことになり、リューマチとそれに伴う手
    足冷感、しびれ感、遊走性関節痛、関節腫脹、腰痛、神経痛に効き目がある。
3 一葉茶
 産地:海南、チベット、緑っぽくて渉い味は甘くなる。
 薬効:腎臓、肝臓に、好くて、ニコチン中毒、アルコール中毒に対しも解毒効能が著しい。
4 普(フォル)茶
 産地:雲南省、発酵茶で黒茶の属する。ダイダイ色で後味が少し甘い。
 薬効:本茶は血液中のコレステロールや中性脂肪を取り除くことにより、動脈硬化、高血圧、脳血
    栓、糖尿病等の症状に著しい予防と治療の効果がある。
5 七葉参(絞股藍茶)
 産地:広西、純天然緑茶で香り芳しく味もいい歯ざわりです。
 薬効:体の血液循環を促し、解毒解熱、強心利尿、前立腺炎、細菌性下痢、急性胃腸カタル、便
    秘、痔疾等の各症状に予防と治療の効果がある又、癌に預防と治療の効果が著しい。
6 碧螺春
 産地:江蘇省、天然緑茶だある。濃くて芳しく香りがあり。新鮮で甘味がある。
 薬効:本茶は豊富なビタミンとカフェイン、茶単寧が組合わされて薬効発揮、青少年のはん近視、
    疲れ目涙腺分泌過多、ただれ目、かすみ目に効くし、特に老人の青光眼、白内障、夜盲症 
    等の予防と治療に特効がある。
烏龍茶の入れ方
 たっぷり茶器に葉っぱを入れ、1回目は熱湯で茶のゴミ、茶の葉を消毒、捨てる、2回目も茶とし
ては好くない、3回目が一番美味しいとの事です。

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夕食まで
大連駅
スケッチ
 ホテルから見た夕方の大連駅

 駅は東京の上野駅を模して作られたそうです。
 近々新しく立て替えられるそうです。


   


大連駅の風景 「はがき絵」を描く

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夕食  

夕食は、中華の海鮮料理「テンテン」という
店、新しい店でとても奇麗でした。
 出された料理名や魚、肉の名前は店員と筆
談をしました。
 伊勢海老の姿つくりも出ました。
 この店では、土産物等の商売はありません
でした。
 店の従業員や中国のお客さんはサッカーの
TVを見ていました。
 中国のサッカー選手は大連出身者が主力で
丁度中国対オマーンの試合がはじめまってい
て中国が勝てばW杯出場決定になる、道理で
熱心に応援しているのだ。

筆談メモ


 食事が終わりホテルに帰る道すがら窓から見るとどの店もサッカー中継のTVばかり、中山公園の
旧大和ホテルの屋外テレビを見ていた人は1〜2万人、私もホテルで試合を見ました。
 中国が勝ちました。
 ホテルのテレビはNHKの衛星放送とアメリカのCNN、そして中国国内の放送が見られるので、日
本国内の情報を知ることが出来、情報音痴にならないことが判りました。
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花火・爆竹
 サッカーの試合に勝利し
ワールドカップに出場が決
定した瞬間、ホテルの外で
大きな音がしました。
 カーテンを開けると至ると
ころから花火、爆竹の音、
大連駅方向の海を隔てた対
岸でも花火が上がってい
る。
 30分以上続き、その煙が
街を覆ってしまいました。
 深夜も時々爆竹の音がし
ました。
 その情景をイメージして
「はがき絵」に描きました。



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10月8日
(月曜日) 
 晴
朝の散歩

奥の高い建物が宿泊のスイスホテル
毎朝この歩行者天国通りで従業員の訓練が行
われている。

朝の大連駅、駅の待合室は照明が暗く、設備も
年季が入ったものばかりでした。

駅前広場

道路を横断する人たち

大連駅の一つ南通りの建物

通りから見た裏通りの通路

 この日の朝の散歩はM氏、I氏、女性のMさん、Nさんの5人、午前7時(6時)にホテルを出る。
 中国にもホームレスらしき人が歩行者天国通りのスーチイムが出るところで固まって寝ていた。
 大連駅への道路横断を中国の人に合わせて渡る、どうにか渡り切り駅に到着した。
 駅前は休暇を終え、本日から仕事に向かう人、人、バスは満員で発車して行く、駅から大通りを東
に歩いて中山公園に向かう、公園は昨日と同様、老若男女、太極拳、音楽に合わせて体操をする
人、バトミントンをする人、眺めといる人は少ない、全員参加している。
 リズム感の悪い私には真似は出きない、ゆっくり見ながら旧大和ホテル前からホテルへ戻る、時間
的には1時間20分ほどの散歩、異国でも早起きはよいものだ。
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空港へ  散歩後バイキングの朝食そして帰国準備、午前10時(9時)ホテル出発、途中、最後の民芸店に
立ち寄る。
 私は、筆を大中小と3本買う。
 大連空港に午前11時(10時)過ぎに到着、空港内は搭乗の乗客で一杯、審査を終え、中に入る。
出発予定は大連発NH952便午後13時30分(12:30)関空着15時40分であったが、飛行機は若
干遅れ気味、予定より搭乗が少し遅れ、午後1時25分(12:25)搭乗開始、搭乗完了しても滑走路
の方に移動しない、北京空港の天候悪化のため、管制官から出発OKのサインが出ないとのこと、よ
うやく午後2時06分(13:06)移動開始、午後2時10分(13:10)、40分遅れで離陸した。
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帰国  今度は窓際の席、飛行機内の高度計の表示は1900m、快適に飛行であった。 

大山上空通過 写真下方の黒いのが大山

愛媛県小豆島上空通過

 大連空港を離陸後、朝鮮半島、日本海を横断、鳥取大山付近から中国山脈を越え瀬戸内海小豆
島付近至り、徳島方向に飛行、今回は和歌山方向から着陸態勢に入りました。
 関西空港に午後4時8分(約30分遅れ)に着陸、帰国審査終了後、奈良行き午後4時41分発のリ
ムジンバスに乗車、無事帰りました。
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