失った時間
作:くら
ぽっかり空いた 大きな穴が
私の小さな心を 刺激する
突き刺さってく 針たちが
陰で集まって 会議をしてる
そこだけ 黒く染まってく…。
黒い傷跡を残した心は
もう二度と 戻りはしない
大好きだった あの声も
大好きだった あの瞳も
あの人にしかない 厳しい優しさも
あの人にしかない暖かい温もりも
今ではもう 全てが
思い出という箱に つめられてしまった
取り返すことの出来ない 失った時間たち
時計の針の音が 冷たく私の心に 突き刺さる
今までの私の影が 少しずつ薄くなって
いつの間にか 消えてしまうのだろうか
冷たく冷えきった 心の裏側が
堅く扉を 閉ざしていく
何も見ない 見たくない…。
ただ ひたすら逃げ場のない その場所で
見つからない出口を 探し求めていく