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正しい冷房のスヽメ 
初出:5th Aug. 2003,加筆修正:2nd Aug. 2005

 皆さんは家に帰ったら冷房をガンガンに効かせているのではないでしょうか.でもそんな事をするから却って夏バテするんですよ.今回は,電気フリークの私が考える正しい冷房方法を紹介したいと思います.
※とは言っても「エアコンなどつけるなコンチクショウ!!」なんて言おうとしている訳ではないです.もっと現実的です.
 政府や省エネ推進機関は「エアコンの設定温度は28度」と言っていますね.でも,その声に対し大衆から聞かれる声は「そんなんじゃ全然涼しないわドルァァァ!」と言ったものです.そして,そう言う人は,設定温度を24度とか22度とかにして,涼しいと言っている訳ですね.
 でも,考えてもみて下さい.夏なんで暑いのは当たり前な訳で,そこでキーンとした涼しさを求めるのがそもそも間違っています.要は「暑くない」のを求める意識転換が必要です.キンキンに涼しい冷房に慣れた人にはこの意識転換はパラダイムシフトとも言えるものかもしれません.
 では,私の提案する正しい冷房方法を述べてみます.

・汗を流す.
 外出先から家に帰った場合,多少なりとも汗をかいている場合が多く,そのままでは不快であるので,まずシャワーでもして汗を洗い流しましょう.

・設定温度は28度.
 外気温と5度以上の差があると体調を崩し易いです.その観点でも設定温度は28度.また,1度違うだけでも電気代はかなーり異なります.

・扇風機を併用.
 エアコン導入とともに使われなくなる扇風機.経済学の授業でも,「エアコンと扇風機は代替的であり……」などと言われます.しかし,設定温度を28度にした状態でも,扇風機を使うと,ずいぶん体感的に異なりますし,自分に扇風機の風を当てるのでなく,部屋の中の空気を循環させる目的で使うのも効果的です.扇風機今凄く安いですし.コ○ナンなどのホームセンターへ行けば,(卓上扇ではない)リビング扇風機でもボタン式なら1500円くらいであります.省エネ効果は1年で1500円を軽ぅく超えますよ.

・カーテンを閉める.
 これは意外と実行されていません.が,カーテンを閉めないと夏のきつい日差しが容赦なく部屋に降り注ぎ,エアコンで冷やした部屋の温度が上がってしまいます.キチンとカーテンを閉めましょう.
 
・定期的にメンテナンス.
 エアコンの前カバーを開けてみましょう.するとフィルターが顔を覗かせます.まずそのフィルターを掃除しましょう.掃除機で埃を吸い,偶には水洗いをしましょう.またその前カバーも,外せるなら外して水洗いし,外せないなら固く絞った雑巾ででも拭きましょう.ルーバー部分に付着したホコリも忘れずにとりましょう.ホコリははあのいや〜なにおいの原因になります.
 更に,何年かに1度は偶にはダ○キン等に電話して,徹底的なクリーニングを受けましょう.そんなに高いものではありません.メンテナンスをしない状態でエアコンを運転すると,幾ら設定温度を低くしても冷房が効かず,また非常に電気代がかかります.そしてにおいます.

・エアコンを購入する際は.
 エアコンを購入する際は,迷わず省エネタイプを買いましょう.省エネタイプと非省エネタイプを同じ条件で使い続けた場合,標準的な使用で4〜5年で省エネタイプの方が安くなります.しかも,省エネタイプの方が上位機種なので機能も優れていて,省エネタイプの方が断然お得と言う事になります.これは冷蔵庫にも言える事です.これが私の言う「コスト・パフォーマンス」ですね.

余談
 しかし,電車の車内の冷房はきついですね.私の個人的な見解ですが,あれは,鉄道会社に一番お金を落としている(と思われる)サラリーマンの為にそうしているのではないでしょうか.リーマンは,夏でも長袖のスーツですから,車内の冷房温度設定がそれこそ28度などでは,リーマンが「どないなっとんねんドルァァァ!」と怒り狂うかもしれません.しかしそんな車内を女の子はかなり薄着で平気な顔してますが,寒くないのでしょうか.そんな女の子が冬になると冷え性になるのではないかと心配してしまいます.また今は良くても数年後に体に支障をきたすのではないかと.男性陣は妊娠・出産だけは逆立ちしたって代わってすることができませんから,女性陣にはお体を労わってほしいものです.

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