2009年6月18日(木)
前の夜、寝たと思ったらすぐに起き上がり、起き上がったと思えばすぐに寝転ぶ・・・
を何度も何度も繰り返していたノーマ。
多分・・・脳が興奮状態なので去年の重責発作・群発発作のときのように本当は歩き回りたい、徘徊したいんじゃないかと思う。
だけど、あれから一年。
ノーマも去年よりは歩みもおぼつかなくなっているだろうし、そしてまた去年の発作よりも今回の発作は回数が多いからきっと脳へのダメージも半端ないだろう。
なので、歩きたくても歩けないのかもしれない。
午前4時半。
ガタン!という音に「発作か?!」とびっくりして起きると、寝返りをうとうとして家具に当たっているノーマが目に入る。
よかった・・・発作じゃなかった。
昨日は一切何も食べず、お水も飲まなかったけど、今日は食べてくれるのか?
ラパンの骨ごとミンチにしたものとゆでたブロッコリー、オクラ、生のにんじん、セロリ、レタス等を出す。
必死になって食べようとするがうまく食べられない。
口の開け方、舌の使い方が覚束ないといった感じ。
それでも食欲が戻ってくれただけでも嬉しい。
午前8時くらいから立ち上がろうとする。
ハニカム胴着を着せて、立たせる。
最初はあまり立てなかったけれど、だんだん立てるようになり、ニコニコしながらあちこち歩く。
昨日一日飲まず食わずだったので、きっとおしっこも出ないだろうとは思ったけれど、いちおう庭に誘導してみる。
最初はかなりためらっていたけれど、一旦庭に下りると、家の中を嗅ぎまわったように庭もあちこち熱心に嗅ぐ。
よろけて植えてあるツツジの枝で目を突くと怖いので必ず横についてツツジとノーマの間に立つようにして歩く。
何度かしりもちをつくけれど本犬は全く気にしてない様子。
それよりも歩き回りたいといったところか。
楽しくて歩きたいのならいいけれど、何かに突き動かされて歩かざるを得ないといった感じなのでやはり心配。
11時前にお昼ごはん。
これも元気に完食。
12時前、お世話係は仕事へ。
1時半にはまさのすけ帰宅。
まさのすけが帰ってからもずっと歩き回り、あちこち嗅いでいたらしい。
夜。ご飯のあともずっと歩き回る。
疲れて寝そべってもずっと荒い呼吸で決して寝ない。
こんなに寝なくていいものだろうか?
いい加減疲れてもう寝るかな?と思っていたが、ぜんぜん寝ない。
10時半。メラトニンをクリームチーズでくるんで与える。
3mgのメラトニン。
効いてくれるだろうか?
・・・期待に反して一向に眠そうにならない。
夜11時。もう12時間以上寝ていない。
ほんのちょっとうとうとすることはあっても、すぐに飛び起きる。
座薬(ジアゼパム)を使うと落ち着いてくれるだろうか?と思い、病院に電話して聞いてみる。
「使ってもよい」とのことだったので11時半、座薬を入れる。
12時をすぎてもハアハアは止まらず、相変わらず歩き回る。
一旦座ってはまた立ち上がる。
心配は心配だけど、こんなに歩けるんだとちょっとびっくりする。
もうすぐ14歳なのに・・・
12時半。
暗くして私たちも寝たら寝てくれるかも?と期待して電気を消し、ベッドに入る。
ハアハア言いながら私のベッドに転がり込んでぐりんぐりんしたり咬むまねをするがすぐにまたあちこち徘徊し始める。
何度か軽く寝てはいたようだが、ほとんど寝ていない様子。
こちらも心配で寝られない・・・
このまま衰弱する、なんてことはないのだろうか?脳の異常で寝られないなんて症例はないんだろうか?などいろいろ考えてしまうと寝るどころではない・・・
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