船からのアオリイカ、オカッパリより釣れるかと思うとでしょうが、そんなに甘いものではないことを
思い知ります。特に、青物の後に狙うので、青物をゲットしていれば「アオリがあれば食卓が賑わう
な」と余裕ですが、青物にふられると「あと2時間、アオリも坊主だと・・・」と妙な緊張感が高まります。
狙う期間も9月から11月中旬ぐらいと短いこともあり、あまり多くの回数をこなせませんが、数少
ない経験から思いつくままに書いて見ます。
(あくまで私的イメージの範囲なので、こうした方がいい、この色のエギでバホバホというのがあれば掲示板にカキコ御願いします。)
■ タックル 青物狙いの午後便で日暮れから狙うので、ジギングタックルとの兼用か、若しくはアオリ用に柔らかめのロッドを一本持ち込むことになります。 私が持ち込んでいるのはバス用クランキングロッドの7.2Fにベイトリールで、青物狙いのPE2.5号、フロロの5号をそのまま流用してます。 ショートロッドより少し長め、スピングよりベイトの方が、誘い、底取りが行いやすいような気がします。 |
■ 仕掛けのパターン No1.胴付き仕掛け(ロングリーダー) 枝素を1m程とります。オモリにつなぐ捨糸は、この部分が長いと誘いあげた時にオモリにエギが近づいていく気がするのと、網入れ時にオモリがブラブラしてバレ易い気がするので40cm位と短くしています。 No2.胴つき仕掛け(ショートリーダー) 枝素を10cmと短くします。バスの常吉リグのように大小さまざまなダイレクトアクションが可能です。元気なアオリが多い時や激渋の時は一人勝ちがあるかも。弱点をあえていえば、自然なフォーリングができないということでしょうか?(潮が緩む時にいいような気がします。) (1度試しましたが、青物でシャクリ疲れている私には向いてないと思いました。) No3.中オモリ仕掛け オモリのアクションに素直にエギがついていき、大きなアクションがでるし、アオリが少し浮気味の時にいいのではと思います。底取りがむつかしいかな。(まだ、試していません。済みません)ただ、見ていると潮の流れの速い明石だとかなりの技術がいるようです。 |
■ エギ これまでの経験でいうと9月初めから末までは2.5寸と3寸、10月初めから中旬までは3寸と3.5寸、10月中旬から11月末までは3.5寸、4寸、4.5寸のエギを用意してアタリが遠いと思ったら色と大きさを変えてみるのが重要なようです。 色は、どんなのでもと思います。その時の潮色も関係するでしょうし。 あえていえば、背中の色より腹の色の方が関係するかな、背の色が青や緑系より赤、茶系の方が型が大きいように思ってます。好みは、濡れたときに赤ピンクというか赤茶というか、そんな色になるのがいいのでは思ってます。(金ボディーっていうのかな?) 何故かというと、魚の棚の市場を歩いてると地エビを売ってるのですが、その色が赤茶ピンクというような色合いだったからです。(要は思い込みです) 迷うのなら船長さんがお勧めの林の茶色(大釣りはないが坊主もないらしい)でいいと思います。これも濡れるといい海老茶色です。(笑) アジがベイトだともいわれますが、その関係は不明です。 |
■ 誘いのパターン 誘いは仕掛けとタックルが関係するのですが、いつもやっているNo1を用いた場合を書いて見ます。 水深は15m程度までだと思いますが、ゴロタ石があるような場所を流すので起伏が激しく、頻繁に底取りを繰り返す方がいいと思います。 底取りすると、竿を目一杯あげて、ゆっくり竿先を下ろしながら上げた分の糸を巻きます。で、エギをフォールさせるつもりでそのまま待ちます。 この時、ゴツゴツとくればオモリが、コツコツとくればエギが海底をこすってる、また、何もない感じが長く続けば底を切りすぎてるかもと思って、もう一回竿を目一杯上げての作業を繰り返します。特に、潮がきつくなれば底付近、緩ければ底を切った辺りをエギがあるようにするのがいいのではないでしょうか? で、この上下の距離を長くとりたいので、できれば長めのロッドに、座らず立ったまま釣り続けるのがいいかな? (去年はアオリに挑戦していないので、一昨年と今年の感じから書いてみました。) |