---------- 車両解説 ----------

五位堂検修車庫入れ替え車(旧)

 1965年(昭和40年)にもと信貴生駒電鉄のデハ1形(3号)を改造して、玉川工場(奈良線八戸ノ里付近に立地していた)の入れ替え車としたもので、車籍も除かれている。もと信貴生駒電鉄デハ1形は1927年(昭和2年)に製造された半鋼製3扉車で前面は非貫通3枚窓、側窓は1段下降式であった。合計4両製造されたが1964年(昭和39年)の近鉄合併に際して生駒線となったとき、廃車されてデハ3のみが改造されて入れ替え車となった。
 改造に際して、前面は両側とも貫通化され台車も交換されたが、その他はあまり手が加えられておらず、車内も一部座席が撤去され、機器が搭載された程度で原形をよくとどめていた。なお、連結器は入れ替えに都合の良いように非パンタ側のものが密着連結器・自動連結器両用の特殊なものに交換された。
 1982年(昭和57年)玉川工場廃止により、一旦は橿原神宮前台車振り替え場の入れ替え車となりシールドビーム2燈化や尾燈の設置が行わた。その後、五位堂検修車庫の入れ替え車となったが、奈良線に移籍した1600系1650形が新たに入れ替え車となったために解体された。
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玉川工場入換1号車時代 橿原神宮前台車振り替え場に居た頃

2008年 1月12日 更新

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