青山政雄 邦楽器による作品発表会 |
| 5月13日(土)青山音楽記念館(バロックザール)京都 午後1時半と午後6時半の2回公演 入場料 3500円 |
| 「風がくれた箏の心音」 題名と同じように、風がくれた尺八の心音 風がくれた三味線の心音 このように三つならべると人の心のなごやかさが聞こえてくるようです。 誰かが弾いたり吹いたりすれば不思議とその人のこころ音、こころ根がわかります。 風が色々と吹き鳴らしてくれると、人とは違った楽器その物の音(ね)いろで風の心を伝えてくれる。 その自然の風が伝えてくれる色々な音色を、昔から人々は学んだようです。 大むかしのコトはどんなものだったでしょう。 中国に古箏という小さな楽器があり、我々がならしてもわけがわからないくらい小さな音ですが、 それを名人が弾き、電気で音を拡大しますとまるでオーケストラのようになるのです。 名人の心音がどんなに素晴らしいものか。 つまり楽器は、コトから出てくるまえに、心の中にある音なのです。 楽器が出来る前はどんな音楽があったのでしょうか。 人間は風がいろいろ吹き分けてくれる音から学んだ物と思われます。 鳥や虫や動物たちからも学び、友を呼び、 そのために元気な声、やさしい声、たのしい声、うるわしい声、 あたたかい声、浄(きよら)かな声、うるおいのある声、ひきつけられるような声 を出すようになりました。 そして声とおなじような音色を出す楽器を何千年もかかって創り出してきました。 そして現代に至って続いています。 一人でならすことをおぼえ二人であわせることを覚え、 三人、四人、五人と沢山で弾いたりうたったり踊ったりしていますね。 みんな心の中で愛のよろこびから出たものといえるでしょう。 五月一三日に演奏していただきます私の作品は、 人々の愛の心をいろいろな日本の楽器で表現して下さる とうことになっておりますので、どうぞ先生方の素晴らしい心音をご期待下さいませ。 (文 青山 政雄) 演奏会に関する詳細はこちら |