柿の背景画像が出来るまで

その3.重ねるところから完成まで

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13.重ねる準備(ペイント)


 縦幅を2.5倍くらいに広げておく。最終目標の位置に印を付ける。(図の場合は左から106ピクセルの位置に確実に印を付ける為に、10ピクセルごとに青と赤の長方形を並べてみています。右端の青い四角だけ幅が6ピクセル。こういう細かい作業は"拡大と縮小ツール"で8倍に拡大してやると見やすくて良いです。)

14.斜めに重ねる(ペイント)


 背景を透明にしておき(なっていない場合は[Alt]+[i]、[Alt]+[d])、[Alt]+[e]、[Alt]+[a]、[Ctrl]+[c]、[Ctrl]+[v]で画像全体をコピー&貼り付けをして、左斜め下にずらしていく。左端は目印の位置にピッタリ合わせる必要が有りますので、実際は"拡大と縮小ツール"で拡大して置いた方がやりやすいです。

15.更に重ねていく(ペイント)


  背景を透明にしておき(なっていない場合は[Alt]+[i]、[Alt]+[d])、[Alt]+[e]、[Alt]+[a]、[Ctrl]+[c]、[Ctrl]+[v]で画像全体をコピー&貼り付けをして、右斜め下にずらしていく。柿の写真をピッタリ重なるように置く。実際は"拡大と縮小ツール"で拡大して置いた方がやりやすいです。

16.重ねる作業終了(ペイント)


 画像全体に柿が並ぶように上記の作業を繰り返す。

17.背景色の決定(ペイント)


 使っていた印を消して、背景の色を決定する。"塗りつぶしツール"を使います。この段階で色の調整や画像への書き込みを全て終らせて置きます。何故ここで背景色を決めるかというと、最後に50%縮小した時に果物の輪郭に背景の色が混じるからです。白背景で縮小して後で黒く塗ろうとすると輪郭線が白っぽく浮いてしまうというようなことが起こります。

18.最終的なサイズにまで縮小します(PhotoEditor)

 画像を50%に縮小します。もう一度PhotoEditorで開いて、[イメージ]-[サイズ変更]を選択するとダイアログが開きますので50%縮小に指定します。“なめらかにする”はお好みで…両方やってみて決めると良いでしょう!!これをビットマップで保存します。

縮小の方法は、その1の"04.最初に決めた大きさの2倍に縮小する"をご参照ください。

19.画像の横幅を指定のサイズにする(ペイント)

 ペイントで開きなおして[Alt]+[e]、[Alt]+[a]で位置をずらして左端上端を決めてから[変形]-[キャンパスの色とサイズ]にして幅を"11.横幅を決定"で決めておいた目的の幅(この場合は106ピクセル)に指定します。→"test.bmp"という名前で保存。

20.縦幅の決定(ペイント)、JPEGに直す(PhotoEditor)

 メモ帳に“<HTML><BODY BACKGROUND="test.bmp"></BODY></HTML>”と打ち込んで“test.html”という名前で保存してダブルクリックで立ち上げるとtest.bmpを背景としたWebを見ることが出来ます。ペイントでtest.bmpの縦幅を少し削って保存してはtest.htmlをリロード…を繰り返してちょうどいい高さを決定します。

ここまでビットマップのままの加工になります。最後にPhotoEditorで開いてJPGで保存しなおして完成です!!

方法は、[ファイル]-[名前を付けて保存]で[ファイルの種類]をJPEGにして[オプション>>]をクリック、[圧縮の指定]を選択します。画像のサイズより美しさを優先するときは90%くらい、美しさより圧縮率を優先するときは60%くらいでしょうか…?その辺は何種類かやってみるとよいと思います。

試す方法は、一旦別名で保存して[ファイル]-[保存されている状態に戻す]とすると保存状態が確かめられます。
やり直す時は[ファイル]-[開く]で元のビットマップファイル“test.bmp”を開いて、もう一度違う圧縮率で保存、[ファイル]-[保存されている状態に戻す]で確認…の繰り返しです。
PhotoEditorですから最終作品はちゃんと思ったディレクトリに保存されているかどうか確かめなくてはなりません(笑)。

壁紙の表示はこんな感じです!なんだか強烈な…


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2003.11.01

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