銀の靴


1.銀の靴をはいて踊る君の姿

涙色のドレス揺れるライト浴びて

君のソノ手の中に握り締めた夢が

いつの間にか解けて汗と涙になる

之が最後のラストワルツ

せめて鮮やかに踊りあかそう

人は誰も皆夢を棄てたピエロ

踊れ皆踊れ銀の靴をはいて

やがて幕が降りた 止まぬ拍手の中

君の作り笑いとてもさびしすぎた

人影も無くなった狭いホールの片隅に

忘れ去られた君の悲しみ

2. 琥珀色の海に夢を浮かべてみる

グラス重ねいつか夢を飲み干していた

涙枯れたある日築く空の青さ

風が吹かぬように祈る花の姿

踊りつかれて鏡の中で

汗の冷たさに心震える

人は誰も皆夢を棄てたピエロ

踊れ皆踊れ銀の靴をはいて

やがて夜が開けて朝の光の中

まぶしすぎるように日陰探していた

銀の靴脱ぎ捨てて踊ることをやめた時

そこに残された君の悲しみ




銀の靴を聴く

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