前のページへ 次へ 第2幕 イズミール〜イスタンブール A

聖母マリアの家&
エフェスス遺跡

2000年11月12日(日)

ドイツ語を使うも、間違えて失笑される。カッコわる〜
聖母マリアの家

暑い、暑い。

こんなに遺跡が集中してるのは珍しい。
エフェスス遺跡

まずは、聖母マリアの家へ向かう。
聖母マリアが晩年を過ごし、亡くなったと言われる家だ。

中は残念ながら撮影不可だったが、慈悲深いマリア様の像が
祭壇に飾られており、とても神聖な場所だ。

聖母マリアの家を出て、エフェスス遺跡へ向かう。
紀元前何百年か前に、これらの建造物が作られたのかと思うと、
トルコの人々に対する尊敬の念が強くなる。

では、失礼して。いやーん、見ないで〜 すごい・・の一言。
トイレの遺跡           図書館の遺跡

タクの運ちゃんは、クリントンを思わせる上品な顔立ちのおとなしめの紳士。
とても快適なドライブだったので、3US$チップをあげた。ありがとう。

セルチュクから
デニズリへ

2000年11月12日(日)

美味しいよ〜!
シシケバブのサンドウィッチ。
でかい!

エフェスス遺跡を一通り見終わってセルチュクへ戻ってきた。
今度は、パムッカレに向かう。まずは、デニズリまで行き、
そこからドルムシュ(ミニバス)に乗り換えなければならない。

また、バスの値段交渉。
ハエのようにたかって来る商売人を振り払い、一目散に、目当ての店へ。

1人 3,5000,000TL(約500円)で交渉成立。

出発まで少し時間があったので、近くのレストランへ行く。
食べる物は、もちろん!
シシケバブのサンドウィッチ!

美味しい!!コーラも頼んで、2人で、11US$だった。
バゲットのサンドウィッチなので、とても硬く、
口の中の天井がやけどしたみたいに爛れて少し痛かった。

セルチュクからデニズリまで、約3時間。
現在の時間は、1時半。急ごう。
夜8時の飛行機で、イスタンブールに行かなくてはいけないのだ。

14時ちょうどにセルチュクを出る。
さっきまでハエのようにたかって来たオッチャン連中が

ニコニコ笑って手を振っている。
決して、悪い人達ではないのだ。商売が過ぎるだけなのだ。
さっきは大声出してごめんね。
さようなら〜オッチャン〜

デニズリへのバス

2000年11月12日(日)

バスでの移動は3時間、単調な景色にだんだん睡魔が襲ってきた。
さっきのバスでは、たった320円で、チャイとチョコケーキが出たから、
今度も、トーゼン出るでしょ、ひょっとしたらもっとサービスいいかも、
という期待は、この後、裏切られる事になる。

給油でバスがガソリンスタンドに止まり、早く出発すりゃあいいものを、
洗車を始めた。おーい、早く、出てくれよー
そんな事、客がおらん時にやってくれよー

ガソリンスタンドに止まる事、約20分。
やっと動き出した。動き出したら、バスのオッチャンが化粧水のビン
のような物をもって、各座席を回っている。
みんなお幼稚園の子供がおやつを貰うみたいに、両手を広げて
待っている。なんじゃ、こ、これは・・・・

とりあえず、見よう見真似で、同じ事をして待ってみた。
そしたら手の平に、その化粧水のようなものを振り掛けた。

ピッピッ。1人2ふりずつ。いい匂い〜
それを、手でこすりあわせるようになじませると、たちまち乾いてしまった。
そして、手の油がとれ、サラサラになり、そしていい匂い・・

そうか!これは、おしぼりのサービスなんだ!
こ、これだけか・・・・
チャイは?ケーキは?ねぇ、オッチャン、本当に、これだけなん???