研究業績一覧
<著書>

1 『改訂天理教事典』(共) 天理大学おやさと研究所編
  天理教道友社  199711

2 『宮津市史史料編近世1』(共) 横田冬彦・柴田純編
  宮津市教育委員会 19973

3 『宮津市史史料編近世2』(共) 横田冬彦編
  宮津市教育委員会 
99年3月

4  『新訂王寺町史 資料編』(共) 王寺町史編さん委員会編
 王寺町 2000年3月

 『新訂王寺町史 本文編』(共)王寺町史編さん委員会編  
 王寺町 2000年11月
 第3章第5・6節(近世編  達磨寺と門前村/庶民の信仰、pp.166‐201)を執筆

6 『衆徒の記録から見た筒井氏―筒井順慶顕彰会講演会―』
  筒井順慶顕彰会、2001年9月20日

7 『奈良県の歴史』(共)山川出版社、和田萃・安田次郎・谷山正道・山上豊と共著
  第5章2・3節(pp.174-205)を担当、2003年10月25日

8 『宮津市史通史編下巻』(共)宮津市史編さん委員会編、宮津市
  第6章(第二節一をのぞく)pp.291-302、308-352、2004年5月31日

9 『加西市史第8巻 史料編2 古代・中世・近世1』(共編)加西市、
 近世1編集担当、2006年3月31日。

10 『吉田神道家『御広間雑記』の記載項目のデータベース化と神道記録の研究』(編著)
  科学研究費補助金報告書、2006年3月31日。

11 おやさと研究所編集、菅浩二・福島栄寿・一色哲・大林浩治・幡鎌一弘共著
  『戦争と宗教』天理大学出版部、2006年8月26日
  「「復元」と「革新」」(pp.137-173)執筆

12 『加西市史第9巻 史料編3 近世2・近現代』(共編)加西市、
 近世2編集担当、2009年3月31日。

13『近世民衆宗教と旅』(編著)法蔵館、2010年3月25日
   「旅から見る近世宗教」(pp.3-42)、はじめに(pp.@-G)

14「神鹿の誕生から角切りへ」
   財団法人奈良の鹿愛護会監修『奈良の鹿「鹿の国」初めての本』
   京阪奈情報教育出版、2010年3月8日、pp.103-170

<論文>
1 「吉田家の神職支配と天理教」(単)(概要)
  『天理教学研究』第28号(p29〜59)天理大学宗教学科 1989年10月
 (後、石崎正雄編『教祖とその時代』天理教道友社1991年8月に再録)

2 「王政復古・神仏分離による宗教変革と天理教」(単)(概要)
  『天理教学研究』第29号(p143〜165)天理大学宗教学科 1990年10月)
 (後、石崎正雄編『教祖とその時代』天理教道友社1991年8月に再録)

 「大和国における神社制度の展開―明治四年から明治十五年における―」(単)(概要)
  『神道宗教』
148号(p6095
神道宗教学会  19929

 「転輪王講社開設に関するノート」(単)(概要)
  『天理教学研究』
31号(p193228
天理大学宗教学科 199212

 「幕末維新期の神社組織の変容―大和国山辺郡石上社における―」(単) (概要)
  『日本史研究』365号(p2752
日本史研究会 19931

 「近世寺僧の「家」と身分の一考察―興福寺の里元を手がかりに―」(単)(概要)
  『ヒストリア』145号(p176197
大阪歴史学会 199412

7 「天理教伝道の社会的環境―教団組織論との関わりで―」(単)(概要)
  『年報』第1号(p4661天理大学おやさと研究所 19953 

8 「近世興福寺領覚書―内部構成と支配論理の特質―」(単)(概要)
  『学報』第181輯(p936天理大学学術研究会 19963

9 「[史料]宗教・開化政策に関する奈良県法令(明治五年〜九年)」(単)

  『年報』第2号(p189 
 天理大学おやさと研究所 19963

10 「[翻刻と解説]天理図書館所蔵正徳元年「大宿所日帳」―近世春日若宮祭礼の一史料―」
   『ビブリア』105号(p145174  天理図書館 1996年5月

11「明治初年の宗教の世俗化をめぐって―奈良県における開化政策と宗教―」(概要)
   『学報』183輯(p527    天理大学学術研究会  19969
  (後、『日本史学年次別論文集 1996年(平成8年) 近現代3』 学術文献刊行会 1999年1月 に再録)

12 「近世寺院の脱呪術化と官僚主義について―興福寺学侶引付を一例に―」(概要)
  『仏教史学研究』第392号(p4071 仏教史学会 1997年3月

13 「明治期における社会と天理教」(単)(概要)
  (第4回日韓宗教研究者交流シンポジウム報告)
  『年報』第3号(p95102天理大学おやさと研究所 1997年3月
 後
、柳炳徳・安丸良夫他編『韓日近代の宗教問題』青年社、ソウル、2001年8月に韓国語で翻訳出版。
 後、柳炳徳・安丸良夫他編『宗教から東アジアの近代を問う――日韓の対話を通して』ペリカン社、2002年4月、所収。

14 「現代社会における家庭」(単)(概要)
  天理大学おやさと研究所編『天理教の布教伝道』p107120   天理大学出版部 19976 

15  「中近世移行期の春日若宮祭礼と供物負担――「庁中漫録」に残された送状の分析を通して――」(単)(概要)
 『神戸大学史学年報』第14号(p38〜56) 神戸大学史学研究会 1999年5月

16  「ふしから芽が出る―信仰の語りの歴史―」(単)(概要)

 天理大学おやさと研究所編『教祖の教えと現代』 天理大学出版部 2000年3月26日

17 「祭礼奉仕人ー奈良春日若宮祭礼に流鏑馬を奉仕した家ー」(概要)
  高埜利彦編『シリーズ近世の身分的周縁1 民間に生きる宗教者』 吉川弘文館 2000年6月1日

18 「『多聞院日記』とその史料的価値」
 シンポジウム「多聞院英俊の時代」実行委員会編『多聞院英俊の時代―中世とは何であったか―』 同会、2001年3月

19 「中山念仏寺墓地の墓郷と歴史的環境――『多聞院日記』を中心に――」
  『近畿地方における中・近世墓地の基礎的研究』
  (文部省科研費基盤研究(A)(2)報告書:代表白石太一郎)
  国立歴史民俗博物館、2001年3月

20 「十六世紀における「興福寺衆中引付」の整理と検討」
  『奈良歴史研究』第56号、2001年9月20日

21 「多聞院英俊が見た一小領主――大和国山辺郡備前村衛門太郎の活動の軌跡――」  
  『国立歴史民俗博物館研究報告』第93集、国立歴史民俗博物館、2002年3月20日

22  "Society and Tenrikyo during the Meiji Period"; Tenri Journal of Religion, No.30, Tenri University Press, March 2002
 (13の英訳版)

23 「教理史研究の深化のために――「おさとし本」の意義とその紹介――」
  『天理大学おやさと研究所年報』8号、天理大学おやさと研究所、2002年3月26日

24 「興福寺坊官家の史料目録――「二条家旧記目録」の紹介と解説ノート――」
  『平成10年度〜平成13年度科学研究費補助金(基盤研究)(B)(1)
  興福寺旧蔵史料の所在調査・目録作成および研究』(pp.80-135)
  研究代表者上島享、京都府立大学、2002年3月31日

25 「兄弟ならば――「一れつきょうだい」と「兄弟の中の兄弟」――」
  天理大学おやさと研究所編 『伝道参考シリーズ13 逸話篇に学ぶ生き方』
  天理大学出版部、2003年3月26日 

26 「近代日本の宗教像――高瀬道常の書き記した「宗教」とその眼差し」
  池上良正他編 『岩波講座宗教1 宗教とは何か』pp.117-145岩波書店、2003年12月12日

27 「竹田聴洲氏の吐山地区文献調査の再検討」
  『国立歴史民俗博物館研究報告』第111集、国立歴史民俗博物館、2004年2月27日

28 「中近世移行期における寺院と墓」
  『国立歴史民俗博物館研究報告』第112集、国立歴史民俗博物館、2004年2月27日

29 「幕末における宮津藩の宗教政策」 
  『日本宗教文化史研究』第8巻第1号、2004年5月20日、pp.92-110。
  後、『日本史学年次別論文集 近現代3 2004(平成16)年』
  学術文献刊行会、2007年5月、pp.366-375に再掲。

30 「オオヤマトの地域と中近世」
  オオヤマト古墳群シンポジウム実行委員会編『オオヤマト古墳群と古代王権』
  青木書店、pp.152-169、2004年7月23日

31「せかい」『伝道参考シリーズ15 天理教の意味世界』
   天理大学おやさと研究所、pp.118-129、2005年3月26日。

32 「守札からみる家の信仰と近世・近代―兵庫県加西市の事例から―」
  明治維新史学会編『明治維新と歴史意識』吉川弘文館、pp.178-203、2005年4月20日。

33 「続く理―一代より二代―」『伝道参考シリーズ16 逸話篇に学ぶ生き方2』
  おやさと研究所、pp.31-50、2006年3月26日。

34 「徳川時代後期の神道と白川家」『天理大学おやさと研究所年報』12号
  おやさと研究所、pp11-19、2006年3月26日。

35 「戦国期における興福寺六方と奈良―子院・方・小郷の関係を中心に―」
  『論集 近世の奈良・東大寺 ザ・グレイト・ブッダ・シンポジウム論集第4号』
  東大寺、2006年12月9日、pp.72-87。

36「近世前期における稲荷社家と吉田家―神道伝授と元禄七年社殿修造一件―」
  『朱』50号、2007年2月17日、pp.165-178。

37「はたらき―ひのきしん―」『伝道参考シリーズ17 天理教のコスモロジーと現代』
   天理大学出版部、2007年3月26日、pp.85-130

38「神学者」横田冬彦編『身分的周縁と近世社会5 知識と学問をになう人びと』
  吉川弘文館、2007年4月20日、pp.73-108。

39「春日若宮祭礼日の固定と頭役制の変質」
  『能と狂言』6、pp.99-107、2008年4月15日。

40「藤村惇叙著『春日大宮若宮御祭礼図』の書誌とその周辺
  『奈良歴史研究』70号、2008年9月10日、pp.1-18。

41「近世春日社における歴史のナラティブ 
   ―春日若宮祭礼創始説の再検討―」
 『Regional』No.10、奈良県立同和問題関係史料センター
   2008年9月26日、pp.1-19。

 (奈良県立同和問題関係史料センター・PDF版にリンクしています)

42「十七世紀中葉における吉田家の活動―確立期としての寛文期」
『国立歴史民俗博物館研究報告』第148集、2008年12月25日、pp.331-356

43「心」『伝道参考シリーズ19 逸話篇に学ぶ生き方3』
天理大学おやさと研究所、2009年3月26日、pp.59-78。

44 「第二章 分析」
『兵庫県加西市・一乗寺の歴史資料(巡礼札)の調査とデータベース化』
(財)元興寺文化財研究所、2009年9月30日、pp.27-59。

45「儀礼はなぜ続くのか? 社会変動の中の春日若宮祭礼」
 『国文学 解釈と鑑賞』第74巻10号、2009年10月1日、pp.60-68。

46「翻刻中臣和之日記」『ビブリア』132号、pp.50-90、2009年10月18日。

<その他>

「近世宗教史を世俗化によってとらえられるか」(単)
  『研究報告会報』11号(p4351天理大学おやさと研究所 1994年10月

2 「(書評)阪本是丸著『明治維新と国学者』」(単)
  『日本史研究』390号(p8591日本史研究会 1995年2月

3「尼崎藩と南都興福寺」(単)
 『地域史研究』第
26巻第1号(p1517
 尼崎市立地域研究史料館 199612  

4堺市教育委員会編『法道寺文書調査報告書』(共)

 
堺市教育委員会 19973

5「なら民俗通信48 江戸時代の大宿所」『奈良新聞』1997年12月5日

6「なら民俗通信51 変わる大宿所」『奈良新聞』1998年2月27日

7「興福寺の廃仏毀釈」()
 『週間朝日百科』日本の国宝
56(-p192)  朝日新聞社  1998年3月

「回顧と展望」()  
 
『史学雑誌』第107編第5(p145150)  史学会 19985

9「多聞院長実坊英俊がしるした南都寺院の教育」(単)

 廣吉壽彦監修『江戸時代人づくり風土記』29(p180〜184) 農山漁村文化協会 1998年12月

10 「天理教の創始者 中山みき」  (単)
 廣吉壽彦監修『江戸時代人づくり風土記』29(p326〜331) 農山漁村文化協会 1998年12月 

11「寺檀制度成立期の村と寺院」(単)
 『市史編さんだより』15号、宮津市教育委員会 1999年3月

12「なら民俗通信72 松の下の奈良奉行」『奈良新聞』1999年11月5日

13「大和士と「春日若宮大宮御祭礼図」」『春日若宮御祭』第15集、おん祭保存会 1999年11月11日

14「(書評)今谷明・高埜利彦編著『中近世の国家と宗教』(岩田書院)」(単)(全文)
 『歴史評論』596号(p78〜82) 歴史科学協議会  1999年12月

15「なら民俗通信85 春日若宮おん祭の主催者 別会五師と衆徒」『奈良新聞』2000年12月1日

16(事典項目)「祭礼奉仕人」『歴史学事典8 人と仕事』弘文堂、2001年1月

17「多聞院英俊と『多聞院日記』」『第203回興福寺佛教文化講座要旨』 興福寺教学部 2001年3月

18「16世紀後半の衆徒と奈良」『第204回興福寺佛教文化講座要旨』興福寺教学部 2001年4月

19(事典項目)「神社本庁」『日本思想史事典』2001年6月、ペリカン社

20「なら民俗通信93 春日若宮おん祭の大名行列」『奈良新聞』2001年12月7日 

21「なら民俗通信103 春日若宮おん祭と明治維新」『奈良新聞』2002年12月10日

22「江戸時代の奈良(上)――おん祭と大宿所――」
『興福寺仏教文化講座講演要旨 第226回』2003年2月8日、興福寺教学部


23「江戸時代の奈良(下)――南都の寺院と寺元制度――」
『興福寺仏教文化講座要旨 第228回』2003年4月12日、興福寺教学部

 後「南都の寺院と寺元制度(上)(下)」
   『興福』120号、121号、2003年6月、9月

24「2002年度日本史研究会大会報告批判  近世部会報告批判」
 『日本史研究』489号、2003年5月。

25「「千と千尋の神隠し(Sprited Away)」の文化論」
 『2003 韓日人文学聯合国際学術大会要旨集』2003年5月24日、同会発行

26「奈良県宇陀郡菟田野町入谷の文献調査概要」
 『国立歴史民俗博物館研究報告』111集、国立歴史民俗博物館、2004年2月27日

27「せかい」『みちのとも』2004年3月号、天理教道友社、2004年3月1日

28「天理教の布教伝道」『大坂センター通信』平成16年春号、
  金光教大阪センター、pp.18-35、2004年3月15日

29「巡礼札から見る近世の西国巡礼」『宗教研究』339号、2004年3月30日

30「筒井地域における文献調査報告」『筒井城総合調査報告書』
大和郡山市教育委員会・城郭談話会編集・発行、pp.152-165、2004年3月31日

31「〔書評〕伊藤真昭著『京都の寺社と豊臣政権』」
 『仏教史学研究』第47巻第1号、pp.22-27、2004年7月27日

32「中山平八郎日記抄録」『天理大学おやさと研究所年報』第11号、
  おやさと研究所、pp.1-27、2005年3月26日。

33”Sekai: World”, Tenri Journal of Religion No.33,pp.117-124、2005年3月。

34「紹介「川西町史編集委員会編『川西町史』」
 『奈良歴史研究』62・63合併号,pp.40-41,2005年6月30日。

35「寺社と寺社領」「神仏分離・廃仏毀釈と近代化」
 『奈良と伊勢街道』吉川弘文館、pp.115-119、143-147、2005年7月10日。

36「近世の流鏑馬」『春日若宮おん祭』第21集、
 春日若宮おん祭保存会,pp.28-29,2005年11月15日。

37「図書紹介 ヘルベルト・プルチョウ『江戸の旅日記』集英社」
 『グローカル天理』第7号第1号、p13、2006年1月1日。

38「書評と紹介 吉井敏幸・百瀬正恒『中世の都市と寺院』」
 『日本歴史』693号、pp115-117、2006年2月1日。

39「垂加派神学者の蔵書形成と門人」
 『宗教研究』第79巻第4輯、pp.109-110、2006年3月30日。

40 "Shinto and the Shirakawa House during the Late Tokugawa Period,"
 Tenri Journal of Religion. no.34, pp.95-106, March, 2006。

41「中山平八郎の活動を通してみた明治の奈良・天理」
  天理大学文学部編『山辺の歴史と文化』奈良新聞社、pp.279-298、2006年11月1日。

42「天理教教会文書から見た明治期における実践活動」
  『宗教研究』351号、2007年3月30日、pp.117-118。

43
"Image of Religion in Modern Japan: "Religion" as Recorded by Takase Michitsune and His Views,"
 Tenri Journal of Religion. no.35, 2007.March.   (論文26の英訳)

44「紹介  磯前順一/タラル・アサド編『宗教を語りなおす』(みすず書房、2006年)」
  『グローカル天理』第8巻第5号(通巻89号)2007年5月1日。

45「近世前期における吉田神道(吉田家)の活動の分類」
  『宗教研究』355号、pp.434-435、2008年3月30日

46“Hinokishin Work”
  Tenri Journal of Religion. no.36, 2008.March.(論文36の英訳) 

47「諸社禰宜神主法度発布後の吉田家と地方大社」
  『日本歴史』727号、pp.104-105、2008年12月1日

48「「春日大宮若宮御祭礼図」の作者は誰か おん祭り解説書誕生の背景を探る」 
  『奈良新聞』2008年12月6日号

49「奈良の鹿」(上)『興福寺仏教文化講座要旨』299号、pp.1-23、2009年3月14日

50「総力戦体制下における天理教の教義形成」
    『宗教研究』第82巻第4輯、pp.480-481、2009年3月30日。

51「奈良の鹿」(下)『興福寺仏教文化講座要旨』300号、pp.1-21、2009年4月10日。

52「大名行列」大和芸能懇話会『春日若宮おん祭』第25集、pp.6-7、2009年11月15日

53「だいくのにんもそろひきた」『みちのとも』1581号、pp.48-51、2010年2月1日。

54「稿本天理教教祖伝の成立」「パネルの主旨とまとめ」
  『宗教研究』363号、pp.0200-201、202-204、2010年3月30日


*春日社・興福寺に関する寄稿は「おん祭小論」として全文を掲載しています。