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国立国会図書館 関西館
Architect ≫
陶器二三雄
Year ≫
2002
Place ≫
京都府相楽郡精華町
History ≫
東京館のキャパシティーを補う、巨大図書館
Estimation
★★★★☆
 

ついに完成。
総工費425億円、延べ床 59700㎡、収蔵能力600万冊という、
巨大図書館。
上の写真(3枚合成。広角っぽい!)からもわかるように、
敷地である学研都市、光が丘は、まだまだ発展中の場所。
住宅や研究所がどんどん建設されている。(最近ペースダウン?)
TOPの写真がエントランス。
ただ、このエントランスからの来館者は皆無。
左側の駐車場から入場するだろ、普通。

 
施設のマス前部には、芝が生えた
小高い丘がある。
これは、実はトップライト。
この下(B1F)には閲覧室がある。
しかし、
実際はトップライトによる採光なんてほとんどなく、
しっかりと「FL」が間接照明で仕込まれている。
閲覧室に入ったときは、
「自然光でこれだけ明るくなるのか~」
なんて、
単純に感心してしまったのが馬鹿馬鹿しい。
ほんと、
なんで芝?
なんでトップライト?(←実際はライトになってないし)
なんで4FのCAFEの為に屋上庭園があるの?????
裏側の立面。
「研究室」とか、一般人は入れない機能も兼ねているので、
内部からこの写真の窓は一切見当たらない。

空調設備室外機目隠し箱。(造語)

フェイク!?
って思うくらい、
分かり易い隠し箱だ。

図書館なので、もちろん内部は撮影禁止。
←こっそり隠し撮り。

この施設の特徴は「大空間」。
あとは「高級家具」。

「どーだ!すごいだろ!」

ってのが見え見えで、かなりガッカリ。

ダブルスキンの窓も、
ドットフィルムも、
「おしゃれな照明」も、
見飽きた。

一つ、EVシャフトのスチールメッシュはかっこよかった。

莫大な総工費、期待、噂、、、様様な情報を得て、このコメントなので、あしからず。
書物の保存や研究などの機能・性能はすごい(らしい)が、
もっと面白く、使いやすい施設になったのでは!?
国家プロジェクトなだけに、色んなシガラミがあるのかな。

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