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Architecture ≫
詩とメルヘン絵本館
Architect ≫
古谷誠章・スタジオナスカ
Year ≫
1999
Place ≫
高知県香美郡香北町
History ≫
アンパンマンミュージアム同様、やなせたかし氏の絵(アンパンマン以外にも)が展示されている。アンパンミュージアムの少し奥にある
Estimation
★★★☆☆
 

APM(アンパンマンミュージアム)からも見えるほど近くにあり、写真の通り、一見、倉庫のようにもみえる。長手方向の壁面にはスリットがあり、短手方向の壁面はエントランス。それにしても汚れている・・。館内の人が言うには3年前に完成したとのこと。APMムよりは新しい。が、この汚れ方は尋常じゃない。メンテナンスの問題もあるのかも!?

エントランス。APM同様のブリッジが架けられているが、APMとは違って非常にエントランスへのアプローチとして上手に使われている。写真でも分かるが、斜めがかったスチール製の手すり壁が、どうしようもなく錆錆・・・。デッキも腐食寸前。竣工時はすごく綺麗だったと思うと、残念というか、なんとかしたい。

外観と比べると、内部はとてもきれい!それもTopの写真でも分かるように、スリットから差し込む光が幻想的で「メルヘン」にピッタリ。木色と白い壁面にスリットの光が差し込む風景は、なんとも言えない、くつろぎを与えてくれる。

美術館や博物館としては規模が小さいこともあって、ローコストの部分が多いが、「住空間」としてみてみるとすごく良いです。

APMよりも好き。

「詩とメルヘン絵本記念館」の前にある休憩所。施設に関するデータは不明だが、一見、丸亀市の「猪熊弦一郎現代美術館」と思わせる。しかし、比べると気の毒にはなる。

写真では見にくいが、施設の前にアンパンマンキャラの石造が並んでいる。子供たちは大喜び。ちょっとメデューサを思い出した。

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