十六羅漢図像学事始め
◆もともと佛教体系の内にはない,あるいはあってもきわめて周辺的な存在としてしか扱われてこなかった十六羅漢が描かれた図像群を,そこに登場する鬼神や動物といった脇役たちと絡めつつ,また佛教伝播のプロセスも踏まえながら,時に先達たちの研究成果に基づき,また時に空想を大いに膨らませて,説話図として読み解いた一冊。
A5判・上製・232ページ
定価:2800円+税
ISBN978-4-86065-063-6
2011年11月刊