ヴィクトリア時代の経済像
──企業家・労働・人間開発そして大学・教育拡充──
◆ヴィクトリア中期以降現代に続く「正統派経済学」を,ミルとマーシャルを通じて問い返す野心的試み。これまで,一方は古典派の集大成者として,また他方は近代経済学の創始者として別々に論じられていた両者を,経済学の「外部」に焦点をあて,「時間と空間の流れ」の中で捉えた画期的書。
四六判・並製・212ページ
定価:本体2200円+税
ISBN978-4-86065-000-1
2002年4月刊