陶芸で多面体
──フラーレン,ナノチューブ,トポロジー──
◆陶芸で幾何の新領域に迫る。
……可塑的素材で実体に向き合う陶芸は,存在物を手にしつつ発想し創作する手段になる。魅力的であっても複雑性ゆえに近づきにくいとしてきたものも,一目で捉えることができる実体像は,幾何構造を身近なものとして知ることを可能にする。本書では,陶芸によって,基本的な幾何形体に向き合うところから始めて,作品の幾何学的背景に触れつつ,複合化した多面体,不思議な多面体へと歩を進める。(本書「まえがき」より)
A5判・並製・136ページ
定価:1200円+税
ISBN978-4-86065-131-2
2019年4月刊