或る遺書について
◆無実の罪でBC級戦犯として死刑となった学徒兵・木村久夫の遺書について、高校時代の恩師・塩尻がその思いを綴った「或る遺書について」、および第2次大戦後の日本社会に蔓延っていた虚無主義的風潮について批判的に論じた「虚無について」を収める。塩尻公明研究の第一人者による易しい解説を付した待望久しい名著の復刊。
解説:中谷彪。
四六判・並製・118ページ
定価:1320円(1200円+税10%)
ISBN978-4-86065-167-1
2024年4月刊