人間と悪
──処女作『悪の起源論』を読む──
〈叢書シェリング入門1〉
◆17歳の少年シェリングが,旧約聖書創世記の堕罪神話の意味を論究した処女作『悪の起源論』を,様々な角度から詳しく解説・紹介した初めての書。併せて,その歴史的背景,特に宗教改革以降の歴史におけるその意義を,近世ドイツの聖書解釈史,ひいては宗教思想史の文脈の中で詳述。シェリング哲学への格好の手引書。
四六判・上製・168ページ
定価:本体1700円+税
ISBN978-4-86065-013-1
2004年12月刊