哲学のパロール
──西田幾多郎/廣松渉/丸山圭三郎──
◆廣松渉と丸山圭三郎の共通項は〈物象化論〉であり,物質であれ言葉であれ,両者の哲学において存在の内実をなすものは何よりも「関係」であることを解き明かし,さらには,この〈関係の第一次性〉こそが西田哲学の主要な論点でもあることを,主にこれら三者の諸論考を通じて明快に論究。
A5判・上製・208ページ
定価:本体3600円+税
ISBN978-4-86065-026-1
2007年1月刊