自由な国の緘黙社会
◆自由なはずの「和の国」で,気兼と保身から口を噤む人々。豊かなはずの「経済大国」で,リストラの不安に怯える人々。われわれが択び取ろうとしているものは人間的連帯か,それともコスい世渡り人生か。崩れゆく中流社会のこれからを考えるためのヒントに溢れる諸論考や,日高六郎氏との未公刊の対談の記録を収める。
四六判・並製・198ページ
定価:1600円+税
ISBN978-4-86065-065-0
2012年3月刊
