──透谷・啄木・介山,それぞれの〈居場所探し〉──
小寺正敏 著
◆一般には文学者として論じられる北村透谷・石川啄木・中里介山が,黎明期の近代日本を通じ〈国家〉建設の先に何を見,何を期待し,そしてなぜ挫折したのかを,その文学遍歴に寄り添いつつ,政治思想史的視点から丹念に追った書。
A5判・上製・288ページ 定価:本体4000円+税 ISBN978-4-86065-084-1 2014年5月刊