万延遣米使節におけるアメリカ体験の諸相
◆万延元年(1860)1月,開国後初の公式の海外渡航者として横浜港よりポーハタン号にて出航した遣米使節団のうち,日本人の西洋体験の典型的な3つの特徴をそれぞれ示す村垣範正・玉虫左太夫・佐野鼎を取り上げ,彼らの持つアメリカに対するイメージが実際の見聞とどう齟齬を来し,そしてどう変容していったのかを,豊富な史料を駆使して綿密に検証。
四六判・上製・194ページ
定価:2200円+税
ISBN978-4-86065-105-3
2016年9月刊