◆人間はどのように死を自覚し，そのことを生きることとどう繋げてきたのだろうか？　本書は，自然死や事故死といった他の生物も同じように遭遇する死のみならず，人間社会の規範の中に生じる人間特有の死，つまりは殉教や殉死，切腹や心中などを通して，多角的に考察した「死の訓練」「死のこころ構え」のための手引書。

A5判・並製・236ページ
定価：本体2200円＋税
ISBN978-4-86065-036-0
2008年4月刊