拡散するリスクの政治性
──外なる視座・内なる視座──
◆チェルノブイリ原発事故直後に発刊され,ヨーロッパのみならず世界中に衝撃を与えたウルリッヒ・ベック『危険社会』を嚆矢とするリスク社会論の視点から,フーコー権力論に端を発するガバメンタリティ論も援用しつつ,リスクの構築性や政治性を,理論および尖閣諸島問題や東電原発危機の初期報道の比較といった具体的事例の両側面から分析。
A5判・並製・194ページ
定価:2400円+税
ISBN978-4-86065-090-2
2015年3月刊