家族システムの理論的・実証的研究〔増補改訂版〕
──オルソンの円環モデル妥当性の検討
◆家族を一つのシステムと捉え,その機能が「きずな」「かじとり」という二つの要素によって決定されるとするオルソン円環モデルについて,無気力傾向の中学生,アルコール依存症夫婦,あるいは阪神・淡路大震災後の震災ストレスに悩む被災者たちに寄り添いつつ,その妥当性を四半世紀にわたる長期かつ幅広い視点からの社会調査によって検証。日本版オルソン円環モデルとも言いうる分析ツールを作り上げた貴重な研究の記録。
※正誤表がございます。以下よりご覧下さい(PDF)。
『家族システムの理論的・実証的研究』正誤表
A5判・並製・300ページ
定価:3200円+税
ISBN978-4-86065-097-1
2015年10月刊