◆多くの災害が起こるたびに、年齢のより高い人、障がいのある人たちに被害が集中してきた。このような状況をなんとか解決したい。防災をどのように考えるのか、福祉関係者や防災関係者はもとより、自治体職員やボランティア活動に携わる方、そして一般の人々がそれぞれの立場からどのような関わりをしていくべきなのかを考えるブックレット第1弾。
　福祉防災学の第一人者である著者が、現場に即した防災と福祉の基本と、これからの防災のありようについての提言を行う。目標は誰1人取り残さない防災の実現。当事者が誰1人取り残されない。地域は誰1人取り残さない。そして社会は誰1人取り残させない。
　災害の続発する21世紀の日本において、取り組むべき課題とその過程を分かりやすく示す。

A5判・並製・94ページ
定価：本体800円＋税
ISBN978-4-86065-140-4
2020年8月刊