災害と復興の社会学〔増補版〕
◆阪神・淡路大震災,日本海重油流出事故,能登半島地震,そして東日本大震災を実例に,現地調査・ワークショップを重ねながら自らも災害復興に携わる著者が,被災者の目に映る発災から今日までの時間の流れに沿って,行政・地域コミュニティ・ボランティア・介護保険事業者等が今なお続く復興の過程で果たした役割を,障害者・高齢者といった要配慮者への対応にも目配りしつつ,社会学的手法により多様な切り口から分析し,その実像に迫る。
2016年の前著に、東日本大震災からの10年間にわたる縦断的社会調査結果を基に、生活再建の過程の全体像を明らかにした章を新たに増補。
A5判・並製・298ページ
定価:3850円(本体3500円+税10%)
ISBN978-4-86065-158-9
2022年12月刊