災害と福祉の交差点
――理論・方法・実装の越境と連結――
◆災害と福祉は,従来それぞれ独立した研究領域として扱われてきたが,大規模災害の経験は,両者が被災者の生活再建という一点において不可分に結びついていることを明らかにした。被災後に立ち現れる現実は,突発的に生じるものではなく,災害前から存在していた格差や不平等が,災害という契機を通じて可視化され,場合によっては拡大される過程として理解される。本書は,この結節点を「交差点」と捉え,災害と福祉を横断する視角から社会的脆弱性と支援のあり方を検討するものである。(本書序章より)
A5判・並製・190ページ
定価:3300円(本体3000円+税10%)
ISBN978-4-86065-181-7
2026年2月刊
