これらが師匠より譲り受けたものたちです。 左側は対物レンズ(10cm F13)とフード、右側は接眼部です。 この接眼部には、Kenko APOCHROMAT ED80s D:80mm/f:640mmと記載してあります。 また、アイピース側には60mm程度の内ねじが切ってあります。 |
これらが望遠鏡の本体になる材料です。 左側の塩ビ管2本は主筒となるVU100と段落とししたあとのVU65 右側はVU100とVU65の接続部材と、接眼部とアイピースホールドの接続部材にするものです。 レンズをゆずり受けた当初は折り曲げ光路方式なども考えたのですが、 技術が不足しているので、スタンダードな方式としました。 |
まずはレンズと主筒の組み合わせです。実際にはアルミテープ1枚ですき間をうめるだけで がっちりとはまってくれました。大体は測ってから買ってるのですが、こんなにぴったりとは。 |
つぎは、接眼部と段落とし後のVU65の接続です。 この接眼部は外ねじなのですが、無理やり筒を内側に差し込んでいます。 VU65にフェルトを円周方向に貼り、すき間をうめています。 |
問題のアイピースホルダーの固定です。 左側のように、アイピースホールド側を削り、 右側のアイピースホールド(一番最初の望遠鏡で使っていたもの)を差し込むようにしました。 将来的には31.5mmのアイピースを使いたいのですが、 最初は手持ちの24.5mmのアイピースを使うようにしました。 |
これが組み上げたところです。 接眼部のアイピース側は、やはり塩ビパイプにフェルトを貼り、内ねじの部分に無理やり押し込みました。 |
主筒の中にボール紙で作った遮光板を入れます。一応つや消しブラックのスプレーで塗装しました。 遮光板の内径は、大ざっぱに9cm、8cm、7cm、6cm、5cm、4cmです。 でも結局4cmのは入れず、合計5枚を入れました。これでコントラストが良くなるはずなのですが。 |
ということで、これが組み上がり状態です。(実際には光軸調製等を行います) ただしこれだけで長さ1.5m程度、重さ4Kg程度あるので、手で持つわけにはいきません。 三脚の作成が必要となるわけです。 私は木工工作ができないので、師匠が作ってくれた「キリン型架台プロジェクトTタイプ」の キットを組み立てることにします。 続きは「10cm屈折望遠鏡をつくろう!<その2>」で。 |
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