10cm屈折望遠鏡をつくろう!<その3>
Last Update:2003.7.7
   <その1> <その2> に続いて、ほぼ1年ぶりの^^;接眼部改造です。
  今回は特に写真が少なく、字(説明)が多めです。

 

今の接眼部は、24.5mmのアイピース用なのですが、今後のことを考えて31.7mmの
アメリカンサイズにすべきと思っていたのですが、なかなか重い腰が上がらず、
火星大接近が目前に迫り、やっと改造にかかりました。

もともとのドローチューブは、雌ねじがφ49mmのピッチ1mmという、
ジャンクなサイズなので、売り物のアダプターでは対応できません。
ホームセンターで、ぴったり合いそうな塩ビチューブを探し、
そこに、36.4mmの延長筒を固定することにしました。
36.4mmのネジにさえなれば、いろんなアクセサリーが使えます。^_^)


標準サイズの塩ビパイプでは、49mmのドローチューブに対して「すこすこ」ですが、
ネジ式のものは若干テーパーがかかっているため、一番太い部分ではきついくらいの
サイズになっていました。ラッキー。\(^o^)/
この塩ビパイプ(120円!)のいらない部分をカットして、延長筒と固定します。
固定はエポキシ系の接着剤をべったりつけてます。最近はいい接着剤が売ってますよね。


作った接眼部をドローチューブにとりつけたところです。
(写真では延長筒に31.7mmのアダプターをつけています)
写真ではわかりませんが、49mm雌ねじ部に、延長筒付き塩ビパイプを
無理やりねじこんでいます。まっすぐねじこんでいくと、塩ビにネジが切れていきます。

ドローチューブの反対側は、これまでと同じ、65mmの塩ビパイプですが、
今まではフェルトだけで固定していたのですが、今回は同じエポキシ系接着剤で
固定しています。(写真でもはみでているのが見えますよね^^;)
なお、接着剤での固定前に、師匠から借りたレーザーでセンター確認しています。

ここで仮組みをしてみて、(昼なので)遠くの山を目印にピント位置を確認すると、
31.7mmの天頂プリズムを使ったときに、24.5mmの天頂プリズムより光路長が長く、
アイピースによってはピントが合わないことがあることがわかりました。
接着した後の65mmの塩ビパイプを2cm程度カットしました。
カット長は「えいやっ」で決めたので、後で冷や汗をかくのですが...

仮組みの状態で、再びレーザーを使ってセンター合わせです。
対物レンズの枠に、ぴったりの大きさに切った方眼用紙を貼り付け、
望遠鏡を三脚に乗せて、垂直にし、レーザーで位置を確認しながら、
塩ビの接合部の傾きを調節します。

垂直のときは、上の写真のようにほぼ合ったのですが、
このまま水平にすると、レーザーや接眼部の重さで、レーザー位置が
センターより7mm程度上にきます。塩ビとエポキシなのでやむなしです。


ここまできたら、あとはそれぞれの筒の接合です。
対物レンズ--100mm塩ビ--100mm65mm段落とし--65mm塩ビ--ドローチューブ
という構成となっていますが、全てを接着してしまうと、後々メンテナンスも何も
出来なくなるので、100mm〜65mmの2カ所の接合はネジ接続にしました。


今回改造した部分のアップです。
ドローチューブと接続されている延長筒付き塩ビパイプが違和感ないですね。
自画自賛。^^)


今回の部分はこれで完成です。
夜になってから、月でピント位置を確認したところ、
天頂プリズムを使わないときにドローチューブを一番長く伸ばしても、
ピントが合わないアイピースがあることが......
やっぱりちゃんと確認して切らなくては。(T_T)
こんなこともあろうかと、BORGのヘリコイド付きの接眼部アダプタを
買っていたのでした。困ったときはこれを使ってピント位置を伸ばすことにします。

残るは、ファインダーですね。師匠はファインダーを作れというのですが。
ま、何にしても火星大接近に間に合ったということで、よしとしよう。
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