[SDRトランシーバ(1W)]
SDRトランシーバとして、米国 Peaberry SDR V2と米国 SoftRock RXTX Ensembl(上図)を使用しています。 共に1W出力です。 この2つの機種の大きな違いは、I、Qのアナログ信号のA/D変換を内部に持っているかいないかだけで、回路上はほとんど同じです。
A/Dを内部に持つのが、Peaberry SDR V2でPCにはUSBだけで繋がります。 一方SoftRock RXTX EnsemblではI、Q出力がアナログ信号のため、ステレオのライン入出力がPC側で必要です。 両方ともキットと完成品がありますが、私はPeaberryを完成品とし、SoftRockをキットとしました。 送信の調整は微妙な設定もあり、自分の発射する電波のスペクトラムを見れる事が必須で、スペアナもしくは別のSDRやスペアナ表示を持つ受信機が必要です。 受信だけなら、S/Wのインストールさえ出来、操作が分かれば問題はほとんどありません。 参考に Peaberry SDR V2のブロック図をここに示します。 これは免許申請に使った図です。
[SDR用S/W]
SDR用のS/Wとしてはいくつかありますが、PCとのやり取りのUSBインターフェイスと局部発振器の種類により対応できるS/Wが決まります。 私はPowerSDR(上図)を使用していますが、、Peaberry SDR V2もSoftRock RXTX Ensemblもメーカ側からはこのS/Wに関する説明がなく、多少手探りでした。 従ってまずはメーカの説明書に従い、推奨のS/WでSDRの動作を確認しました。 その上でPowerSDRをメインに使う理由は下記の通りです。