---------- 車両解説 ----------

1200系(旧)

 1200系は1000系と同じく1972年(昭和47年)に登場した通勤車であるが、大阪線2800系(2801F〜2804F)と同様の集約分散式ユニットクーラー(8500kcal/h×5)を搭載している。編成は名古屋寄りからク1300形(Tc)+モ1250形(M)+サ1350形(T)+モ1200形(Mc)となり、車体はク1300形は2800系ク2900形(01〜04)と、モ1250形は2800系モ2850形(51〜54)と同仕様である。モ1200形については2800系モ2800形とは違いパンタが2基搭載された。主電動機・主制御器など電気部品は1000系同様、各線で廃車または余剰となった旧形車のものを流用している。
 1980年(昭和55年)から1000系の冷房改造がすすめられ、基本的に1000系とハード面での差は無くなったため1000系の第2編成(1002F)に編入された。それにより元1002Fは1008Fに改番された。(その後の経緯は1000系を参照)
 以後1002Fは名古屋線の急行を中心に活躍してきたが、2004年(平成16年)3月に廃車となった。
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伊勢側モ1201、パンタグラフ搭載 1600系を増結した旧1200系急行
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←名古屋
 ク1300形(Tc) + モ1250形(M) + サ1350形(T) + モ1200形(Mc) 
1301 + 1251 + 1351 + 1201
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形式 車種 番号 両数 定員 全長
(mm)
全幅
(mm)
全高
(mm)
台車 電動機 出力
(kW×個)
製造初年 製造所 備考
モ1200 Mc 01 1 170 20720 2740 4150 近車KD-75 三菱MB-211BFR2* 150×4* 1972 近車 *登場時のもの
モ1250 M 51 1 190
ク1300 Tc 01 1 170 4040 近車KD-32F  
サ1350 T 51 1 190  

2020年10月17日 更新

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