---------- 車両解説 ----------
1420系(旧)
1963年(昭和38年)、2200系のモ2204が名古屋線で焼損したために車体のみを新製して翌1964年(昭和39年)に復旧した車両である。新製された車体は1460系とほぼ同スタイルであるが連結器は他旧性能車との連結のため自動連結器となり尾灯は左右2灯式、乗務員室も全室式となった。また塗色もマルーン色となり、屋根片部Rが1460系よりも大きいため若干イメージが異なる。 1966年(昭和41年)には台車をKD−49A形に交換され2250系などとともに名古屋線で活躍、晩年はローカル運用が中心となっていたが長距離急行にも充当されることもあった。2250系との車体断面形状が大幅に異なるため、長編成時に組み込まれたときは編成美を崩し、インパクトある車両でもあった。 1983年(昭和58年)に鮮魚列車用モワ600形に形式変更されてモワ601となったが車体には手を加えられなかった。1989年(平成元年)には1480系1482Fが鮮魚列車として改造されたため廃車となった。 |
急行運用に就く1420形 (Photo : kagorinさん) | 2250系とともに湯の山線の運用に就く1420形 |
賢島・鳥羽→ |
モ1420形(Mc) |
1421 |
2006年11月19日 更新
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