---------- 車両解説 ----------

2470系

 大阪線1480系の増備車として1966年(昭和41年)に製造された車両である。基本的には1480系と準じているが中間車(モ2470奇)側面の窓配置は左右非対称となり、コンプレッサーは大容量のものを、主電動機は10400系(旧エースカー)の出力増強により捻出された125kWのものを使用している。なお、1480系としては車番が行き詰まったため2470系に形式変更され、MMユニットが2編成4両、Tcが3両製造された。
 1979年(昭和54年)に冷房改造及び車体更新が行われ、ク2583は1480系1498Fと編成を組むようになった。さらに1985年(昭和60年)から車体内外装の張り替えや行先表示器の取り付け等の更新工事が行われ、全車名古屋線に移った。なお、ク2583は1498Fとともに2470系の中でトップを切って廃車された。また名古屋線に残った車両も2002年(平成14年)8月までに廃車となった。
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大阪線で運用されていた頃の2470系 名古屋線を走る晩年の2470系
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←上本町・名古屋
 ク2580形(Tc) + モ2470形(M奇) + モ2470形(Mc偶) 
2581 + 2471 + 2472
2582 + 2473 + 2474
2583 +1497 + 1498
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形式 車種 番号 両数 定員 全長
(mm)
全幅
(mm)
全高
(mm)
台車 電動機 出力
(kW×個)
製造初年 製造所 備考
モ2470 Mc2 72・74 2 170 20720 2709 4150 近車KD-51G 三菱 125×4 1968 近車  
M1 71・73 2 190 3790  
ク2580 Tc 81・82 2 170 2740 3990 近車KD-30C 1966  
83 1 2709 近車KD-60A 1968  

2014年 2月 2日 更新

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