---------- 車両解説 ----------

6200系

 1974年(昭和49年)に南大阪線に登場した、同線初の冷房装置付き通勤車両である。車体スタイルは大阪線2800系の第5編成以降に準じ、前面に行先表示器やスカートが取り付けられた。編成はMc+M+T+Tcの4両編成とTを抜いた3両編成があり、6020系同様にMMユニット方式が採用されている。また4連車は需要に応じてT車を解放できるようにもなっている。パンタはM車に2基搭載され、冷房装置は集約分散形10500kcal/hが1両あたりに4台搭載された。台車はM車がKD−77形、T車がKD−77A形をそれぞれ採用した。1978年(昭和53年)に製造された6219F以降は運転台窓ガラスがEW化された。南大阪線全線で普通から急行まで幅広く使用されている。
 2016年(平成28年)9月に運用を開始した南大阪線観光特急16200系の種車として、ラストナンバー6221Fが抜擢されたため、現在はラストナンバーは6219Fとなっている。
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6200系登場時の姿 南大阪線で活躍中の6200系
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 ク6300形(Tc) + サ6350形(T) + モ6200形(M偶) + モ6200形(Mc奇) 
6301 + 6351 + 6202 + 6201
6302 + 6352 + 6204 + 6203
6307 + 6353 + 6214 + 6213
6308 + 6354 + 6216 + 6215
6309 + 6355 + 6218 + 6217
ク6300形(Tc) + モ6200形(M偶) + モ6200形(Mc奇)
6303 + 6206 + 6205
6304 + 6208 + 6207
6305 + 6210 + 6209
6306 + 6212 + 6211
6310 + 6220 + 6219
6311 + 6222 + 6221 16200系に改造

2016年 9月 4日更新

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