---------- 車両解説 ----------

6620系

 1993年(平成5年)3月に6000系の代替えとして登場した車両で、いわば6422系の4両編成版で、主要機器や台車なども6422系に準じている。編成は吉野側から、モ6620形(Mc)+サ6770形(T)+モ6670形(M)+ク6720形(Tc)となっている。6621F・6622FのMc・Mにはそれぞれパンタは2基搭載されたが、6623F以降は母線を引き通すことによりそれぞれ1基ずつとした。2002年(平成14年)4月に奈良専用1026Fの6両化に伴い、6621FのMc・M車に搭載されていたパンタの1基ずつを譲った。また2003年(平成15年)には6622Fも6621F同様、電動車のパンタを1基としたため6623F以降車と差異はなくなった。
 1999年(平成11年)3月ダイヤ改正に福神駅新駅舎完工式とともにペイント列車「YOSHINOフォレスタ」の運行を開始し、その際6623Fがそのペイント列車として塗装が変更され、2002年(平成14年)12月まで運転された。
 その後、転落防止柵設置やバリアフリー化、ドアチャイム設置などの改造工事が施工された。尚、6622Fのパンタグラフはシングルアーム式に交換されている。
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登場時M車は2基パンタグラフを装備した シングルアームパンタに交換された6622F
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 ク6720形(Tc) + モ6670形(M) + サ6770形(T) + モ6620形(Mc) 
6721 + 6671 + 6771 + 6621
6722 + 6672 + 6772 + 6622
6723 + 6673 + 6773 + 6623
6724 + 6674 + 6774 + 6624
6725 + 6675 + 6775 + 6625
6726 + 6676 + 6776 + 6626
6727 + 6677 + 6777 + 6627

2024年 2月12日 更新

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