---------- 車両解説 ----------

大阪メトロ 24系

 従来の非冷房車の置き換えとして1990年(平成2年)から1998年(平成10年)にかけて製造された車両で、車体はステンレス製である。当系列は総称して新20系とされているが、使用路線により21系(御堂筋線)、22系(谷町線)、23系(四つ橋線)、24系(中央線)、25系(千日前線)に分けられる。
 車体スタイルは20系からは大きく代わり、前面は額縁形で”く”の字状のカーブを設け前照灯は窓下中央部に2燈集中させた。性能面では基本的に20系をほぼ踏襲している。中央線用24系には旧大阪トランスポートシステムOTS系からの移籍車の50番台も存在したが、谷町線用22系に転用され、24系は4編成
が残った。
 2014年(平成26年)には、20系第1編成が廃車となり、その代替えとして四つ橋線23系の第6編成(23606F)をリフレッシュ・けいはんな線対応工事を施した上で、24656Fに車番変更し運用に就いている。2022年(令和4年)7月以降、30000A系400系を投入することにより2023年度には中央線はこの2系式に統一されることとなり、20系は廃車、24系は22系として谷町線に転属となり系式消滅となる。
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中央線用24系 中央線24系は撤退となり系式消滅
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 24600形(Tec1) + 24100形(Mb1') + 24800形(T') + 24300形(Mb2) + 24200形(Ma2) + 24900形(Tec2) 
24601 + 24101 + 24801 + 24301 + 24201 + 24901
24602 + 24102 + 24802 + 24302 + 24202 + 24902
24603 + 24103 + 24803 + 24303 + 24203 + 24903
24604 + 24104 + 24804 + 24304 + 24204 + 24904
24656 + 24156 + 24856 + 24356 + 24256 + 24956

2024年 2月11日 更新

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