二、琉球民謡による組曲 牧野由多可 作曲


牧野由多可作曲のこの曲を初めて知ったのは、
同じ団地内に住んでおられた宮城会の友人に「この曲面白いからやってみたいわ」
と教えられてからでした。
その人はもう名古屋に帰ってしまわれたので
一緒にこの曲を、演奏することはなかったのですが
彩でこの曲が候補に上がりました。

弾いてみると、後半の沖縄風ののりの良さが大変面白く
楽しく練習に入っていきました。
しかし相変わらず、私は弾けてない。
肝心の所でダメ。彩の皆様この頃は本当にご迷惑をおかけしました
一曲目の時も、この曲でも、本当によく辛抱してくださいました。

それは、それでおいといて・・

前半が弾けない物で後半になるととたんに元気良くなり
のるわのるわ・・楽しいんです。

そして偶然にも今年またこの曲に取り組むこととなりました。
そしたらまあなんと言うことでしょ。
あの時弾けなかったところが、どんどん弾ける!!
自分でもびっくり歳月というのは、偉大です。
そして、間を置くとその間に音楽的成長を遂げていることが
よくわかり、以前に気がつかなかった事に気がつくのはもちろん
新しい視点から、曲を捉えられるので
過去の今日を、全部もう一度やり直したい心境です。

しかし、この曲に取り組んだお陰ですっかり牧野由多可ファンになってしまいました。
結構激しい曲がお好きな方には是非おすすめです。
しかも1年という普通から見たら長い練習期間の間に
あーでも無い、こーでも無いといちいちテープにとって反省を繰り返す
しつこい彩の面々にとっては、牧野由多可の曲は
やってもやっても謎が深まり、ほんとうにやり甲斐がありました。

音楽的には、よりよいアンサンブルの向上という大前提を
掲げて活動していたので、どうすれば良い演奏になるか
と試行錯誤中。
よくテープにとって反省していたのは、以前にも書きましたが
どうしても意見がぶつかり合う時にも、テープが登場
「ここが悪い」「あそこが遅れている」
等、テープで確認。演奏上の食い違いも、プロのテープに従う。
と、とにかくこの頃の、私たちの成長は、テープ無くしてはあり得ません
(今もその傾向は強いのですが)

そしてまだまだ弾けないながらも、この時期はまだ上昇志向があり
もっと上手になりたい、NHKのオーデションにもう一度挑戦しよう
もっと沢山の人に、自分たちの演奏を聴いてもらいたい
近畿圏だけでなく遠いところにも行きたい
と夢がいっぱいでした。

当然次に来るのも、牧野由多可作品。
十月の第二回光彩終了後、年の変わらぬうちから
さらに難曲「九州民謡による組曲」へと移るのです。

しかし書き始めてみると、どうもアンサンブル彩の歴史になってきましたね。
まあいいか。

この頃小学校の公演でこの「琉球民謡・・」をやって受けなかった苦い記憶が
今突然蘇りました。小学生にはちょっと無理でしたね。

続く


  音が苦