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中盤

対局事例中盤の説明

私(黒)がロボ君と対局した事例を使って、石を打つ時に何を考えるのかを説明します。
説明文にすると、各場面で一様に考えたようになってしまいますが、実際には、 場面によって、深く考えたところもあるし、経験から直感ですぐ打ったところもあります。
また、実際は2ヶ所以上検討する場合が多くあります。しかし、そのすべてを説明すると、却って 分かりにくくなるので、「実際の着手した点」と1つの「検討した点」を説明しています。
19手〜33手までの説明画面の操作法
・「着手点」をクリックすると、対局事例で実際に打った点が▲、そして、白字でAとBが表示されます。
・「検討点」をクリックすると、検討した点が▲、そして、白字でAとBが表示されます。
・白字のAとBは、黒が▲を打った場合の白の考えられる対応手です。
・「白A」または「白B」をクリックすると、白の対応手が表示されます。

18手までの形勢判断

 黒地:約48目, 白地:約53目, 白優勢です。
赤い部分はどうなるかわかりません。その打ち方で勝敗が決まります。
すなわち、中央の天元付近の境界が決まっていません。
そして、左上スミは広いので、黒侵入の可能性があります。

19手目

白△に対して、黒が右上スミを守ると、白は左上スミを守るので、黒の勝ち目は無くなります。 ここで、狙うのは、左上スミの白模様に打ち込んで活きること。


21手目


27手目


29手目


31手目


33手目


2021.2.1 作成