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囲碁入門

初心者の進め方

囲碁初心者

「囲碁のルール」
「囲碁の基本手筋」
「囲碁対局の仕方」
の順に読み、
「囲碁対局を始めよう」 に進んでください。

最初は慣れるのが肝心

 たくさん対局して、囲碁に慣れることが大事です。
そのためには、人を相手にするより、気兼ねのない囲碁ソフト相手がよい。
特に、リフレ13のロボ君相手の置き碁がお薦めです。
こちらが同じように打つと、同じように返してくれます。 このソフトに対して対局例の通りに打つことで、自然に打ち方が身に付きます。 また、打ち方を少し変えてみるなど、思い付きをいろいろ試すことがよいでしょう。
リフレ13のロボ君に気兼ねなく挑戦してください。


囲碁のルール

 普通の囲碁盤は縦横19本の線があります。
対局者は石を碁盤の線の交点の上に置きます。これを「石を打つ」と言います。 打った石は移動できません。 石は、後で説明する「打てない点」を除いて、碁盤上の交点のどこに打っても構いません。

囲碁盤

 同じ色の石は縦または横に並んで連結し、集団を作ります。
石は集団を作ると強くなります。そのため、自分の石は連結させ、相手の石は分断させるようにします。

石の連結

 1つの石または集団の石は、相手の石に完全に囲まれると取られます。
盤上に置かれた石は、活きた石と死んだ石の2つの状態があります。
2つの眼(メ)を持った石の集団は生きています(活き)。 死んだ石は、終局後、盤上から取り上げられ、相手の地に埋められます。

石の死活

 19路盤上には石の打てる場所は、19x19=361ヶ所あります。 既に石が打たれている場所は勿論打てません。 それ以外に、次の2つの場合、打つことができません。
@そこに打つと、自分が死んでしまうところ。(自殺手)
A劫(コウ)と呼ばれるところ。

石を打てないところ

 囲碁は白、黒、それぞれが地と呼ばれる陣地を囲いあうゲームです。
相手の石を多く取ったとしても、最後に多くの地を獲得した方が勝ちです。

地の大きい方が勝ち

囲碁の基本手筋

 囲碁に勝つためには最終的に地が相手より多くしなくてはいけません。
対局を始めるまえに、地を多くとるための基本的な手筋(石の打ち方)を理解しましょう。

 基本的な石の取り方を説明します。

石を取る

 石の生死(死活)の基本的なパターンを覚えましょう。

死活の手筋

基本的な石の連絡と切断のテックニックです。

石の連絡と切断

囲碁対局の仕方

 アマチュア囲碁の棋力は、始めたばかりの人は30級、全国代表レベルでプロとほぼ互角に打てる人は8段と言われています。
しかし、アマチュアの段級位の認定の試験はありません。所属する囲碁グループ内での棋力認定制度で決められています。 または、日本棋院の主催や共催の囲碁大会で認定される場合もあります。

級段位と置き碁

 対局開始、対局、終了、勝敗の決定の作法と手順を説明します。
 囲碁の勝負に勝つことも重要。作法を守って品良く対局するのも大事です。 

対局開始から終局の作法

 対局の一手を、どう考えて打つかを説明します。

着手の仕方

囲碁対局を始めよう

 初心者の方が囲碁を始める場合、強い人に打ってもらうと、勉強になっていいが、負けてばかりでイヤになったり、相手の人に気兼ねしたり、あるいは、 「こんな手を打つとバカにされるのではないか」と思って躊躇してなかなか打てない場合もあります。 このような人にうってつけのサイトがあります。
「リフレ13|無料|日本囲碁対局」のロボット対局がお薦めです。

13路盤での対局

13路盤での囲碁対局に慣れたら、19路盤で対局しましょう。
囲碁ブラウザゲーム「COSUMI」があります。
インターネットで検索すると、すぐわかるでしょう。

対局棋譜

棋力向上への努力

 上達のためには、対局を数多くすることが必要ですが、それと並行して囲碁の問題を多く解き、色々な場面に遭遇したときの対処方法を勉強することも重要です。 どのように打ったらよいかを習得するために、対局の一部を取り出し、問題形式にしたものです。 問題に解答しながら石の打ち方を習得できます。 中には、自分の思いもしなかった手を見て、なるほどと感心する場合もあって頭の体操になります。 囲碁の問題集は数多く出版されていますので、いろいろ試されることをお勧めします。

ヨミの訓練

 囲碁の問題は「入門」、「初級」、「中級」になっています。 「入門」の問題は、初心者の方に必要だと思って、私が考えたものです。「初級」と「中級」は、私が実際の対局にあった棋譜を基に作った問題です。

囲碁の問題

棋譜作成

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