〈ディケンズ全集〉
書簡集II 1840-1841年
◆『オリヴァー・トゥイスト』や『二都物語』など,今なお世界中の多くの人に親しまれ,映画・演劇・ミュージカルとしても知られる作品群を生み出したイギリスの国民的作家チャールズ・ディケンズの個人訳による本邦初の全集。
ディケンズ研究の第一人者である訳者によってこれまで邦訳出版された全小説作品や寄稿集を修正・改訳したものに,全12巻からなる書簡集を加え,日本で初めての全集として刊行開始。
第4回目の配本は,『骨董屋』『ハンフリー親方の時計』『バーナビ・ラッジ』などを執筆・連載し,人気作家として評価を不動のものとする時期の,友人知人や挿絵作家,出版業者との遣り取りも興味深い700余通を収める書簡集。
A5判・上製・590ページ
定価:7150円(本体6500円+税10%)
ISBN978-4-86065-156-5
2022年12月刊