2021年より刊行中。小説等23冊(28作品),書簡集12巻。
*は既刊。「小説作品等」「書簡集」ともにおよその発刊順。前者は上下分冊になる巻があります。
*(上:2021年10月/下:2022年2月)
*(上:2023年11月/下:2024年1月)
*(2021年1月)
*(2022年12月)
『オリヴァー・トゥイスト』や『二都物語』など,今なお世界中の多くの人に親しまれ,映画・演劇・ミュージカルにも翻案されるなど,没後150年以上が経った現在でも絶大な人気を誇る英国ヴィクトリア朝時代の国民的作家チャールズ・ディケンズ(Charles Dickens 1812-1870)。本全集は,ディケンズ研究の第一人者である訳者が,長年にわたり翻訳出版してきた23点の小説作品や紀行文等を改訳し,併せて12巻に及ぶ書簡の数々を新たに訳出した,本邦初の個人訳全集。
田辺洋子(たなべ・ようこ)
1955年広島市に生まれる。広島大学文学部卒業,同大学院文学研究科修了。博士(文学)。現在,広島経済大学教授。『「大いなる遺産」研究』(1994年,広島経済大学研究双書第12冊),『ディケンズ後期四作品研究』(こびあん書房.1999年)などの研究書や研究論文ほか,こびあん書房・あぽろん社・渓水社より,ディケンズ全小説作品23点,および寄稿文などを訳出・出版するなど,ディケンズ関連の著訳書・論文多数。父子二代にわたるディケンズ研究の第一人者。本全集はそれらの改訳を,オックスフォード大学出版会より刊行された書簡集全12巻の本邦初訳と合わせ,随時刊行。