2008・6・12 撮影 |
野菜作りを始めて4年目(H18年から)に成ります。主人がリハビリの為に遣りたいと言って始めたのですが、今では私が野菜作りに凝っています。当初は市民農園の一画を借りていましたが、今は御近所の人の紹介により車で約5分で行ける場所で野菜作りをしています。 広さは60平米程度で狭いのですが、3人家族の我が家には丁度良い広さです。水はポンプで汲み上げてバスタブに貯め込み、ジョウロで野菜に水を遣ります。多少、不便なところも有りますが、自然環境の豊かな所で過ごすのは気持ちのよいものです。 又、新鮮な野菜は美しく美味しいのですが、野菜作りは楽しいだけではなく自然との格闘です。風が吹けば倒れないかと心配し、雨が降れば根腐れが起きないかと心配し、春・夏には雑草との格闘・・・・・農家の方の苦労を実感します。 |
使 用 資 材 |
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土壌改良 ・ 元肥 |
バーク堆肥 |
※木材チップを発酵させたもの 炭素比(N/C)が高く土中で、ゆっくりと分解する |
有機石灰 |
※牡蠣殻を脱塩して粉砕したもの |
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HB−101 |
※植物から抽出した活力剤 |
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有機配合肥料(少量) |
※化成肥料を2割含みます |
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熱処理鶏糞 (窒素が少ない) |
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有機配合肥料をベースとして野菜の種類に応じて追加する |
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追 い 肥 |
有機配合肥料(少量) |
※化成肥料を2割含みます |
熱処理鶏糞 (窒素が少ない) |
※有機配合肥料をベースとして野菜の種類に応じて追加する |
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防 虫 |
HB−101 |
※植物から抽出した活力剤 |
※農薬(殺虫剤・除草剤)は一切使用していません |
硝酸態窒素とは、植物が根から吸収する窒素のことです。窒素は、リン・カリウムと並んで三大栄養素とも言われ、植物の生育・生命維持に欠かせない大切な栄養素です。しかし、収穫量を上げようと窒素肥料を大量に投入すると問題が起こります。植物は自分の成長に必要な量以上の硝酸態窒素をどんどん吸収し、葉に溜めてしまう性質があるからです。硝酸態窒素を大量に蓄積した野菜は、味も良くあり ません。もちろん植物に吸収されずに土壌に残留した窒素は、地下水に流れ込んでいき、汚染の原因となります。 又、窒素を多量に施肥すると、虫食いの被害が激しく、虫害防止の為に、農薬を使うことになり、環境、健康両面的に問題が生じます。如何に窒素の量を少なくするかが問題です。しかし、家庭菜園愛好家では、問題意識が希薄で規制も無いので、収穫を上げる為に無制限に施肥していて恐い状態です。自分の使用している肥料の配合バランスを分かって施肥すべきでしょう。
上記↑が私が使用している肥料と施肥料計算です。 前作の残留肥料が、どれだけ残っているか分からないので、控えめに施肥して、作物の生育状況を確認しながら追い肥をしていく様にしています。他人より多く、大きな野菜を作ろうとせず、マイペースな野菜作りを目指します。 |
有機石灰(牡蠣殻)に拘る理由 貝殻石灰は貝殻の形成が微量要素の宝庫である海水中で行われるため微量要素(酸化鉄・マンガン・ホウ素・亜鉛・銅・モリブデン)が石灰岩などより多く含まれる。消石灰や苦土石灰と違い、酸性土壌を速やかにしかも穏やかに中和するので、撒いた後すぐに種まき・定植が可能です。しかも土中の有効微生物の活性化を促進するので土が固くなりません。土壌にプラスに働くため、作物の色艶、日持ち、栄養価にすぐれた効果が期待できます。ところで、なぜ酸性土壌だと植物が育たないのか?それは肥料分のほとんどが金属だからです。金属は酸と結合して酸化します。酸の反応は結構激しい。酸化した肥料分は植物に吸収されることなく流出してしまいます。それを防ぐにはアルカリで中和する必要があるのです。酸性土壌の中和には安全で効き目が確かな有機石灰がお勧めです。単価も20リットル1000円以下と安価です。 |
【参考サイト】
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