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奈良コスミックジュニアブラスバンド
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奈良コスミックジュニアブラスバンド
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2009年12月13日(日)に行われた
第37回マーチングバンド全国大会で

合同バンドが金賞を受賞!そして、念願の全国総合1位となることができました。

マーチングの素人集団?あすか野・河合第三小・桜井南小合同バンドが
ついに日本一に!

 

 応援して下さったたくさんの方々に有難うございました。

 訳あって3年前にマーチングに取り組み始めた合同バンド。1年目は、映画「海猿」をテーマに初めて関西大会に出場しました。信じられないことに関西1位で代表になり、右も左も分からない状態(まさしくおのぼりさん気分)で参加した第35回全日本マーチンバンド・バトントワーリング全国大会。緊張の中あっという間に本番が終了。そして表彰式。これまた信じられないことに初出場で「金賞」を受賞。なんと全国5位の成績を頂くことができました。
 そして、マーチング2年目は、我々のお得意曲、映画「踊る大捜査線」で再び関西を1位で通過し、第36回全国大会に出場することができました。2年目ということもあり、落ち着いて演奏演技することができました。結果、
「2年連続金賞」を受賞することができ、総合順位は「全国3位」でした。あれよあれよでだんだん頂点が見えてきました。
 3年目の今年は2010年に平城遷都1300年祭が開催される我がふるさと奈良に因んでテーマを「遷都1300年・平城〜奈良」と題して初めて和ものにチャレンジしました。
 雅楽を金管で、そして西洋のマーチングパーカッションと日本の和太鼓をコラボさせた打楽器ソロ、平城京の芝生の上を子どもたちが遊び、夕暮れとともに家路につく様子を「遷都1300年祭」のテーマ曲谷村新司さん作曲の「ムジカ」で表現しました。

  
奈良大会では、皆さんに仕上がり具合を心配させる程ひどいものでした。そこから関西大会まで、少ない合同練習で中身の濃い練習をしてきました。叱咤激励と言うより、罵声の飛び交う練習になってしまいましたが、それは、指導者の焦りの表れでした。不安と期待の入り交じる思いで参加した関西大会。何とか面目を保ち、関西1位で全国大会出場権を得ました。
 関西大会終了後、我々あすか野小学校ブラスバンドは、単独での全国大会に向けて約3週間合同バンドの練習から離脱せざるを得ませんでした。何とか単独での全国大会(吹奏楽連盟主催)で金賞を受賞し、合同バンドに合流したのが11月29日(日)。全国大会まで残された練習日は、この29日の練習と12月5日6日の3日間でした。(これが合同バンドの辛い所です)とにかくこの3日間は関西大会のレベルにもどすことに専念しました。新たなる練習ができたのは、6日の午後からでした。全国大会では、新たに大きな「遷都1300年祭」の横断幕を最後に出すことが決定したのはもう練習を終えなければならない午後4時過ぎでした。出すタイミング歩き方などほとんど練習できずに終わってしまいました。
 不安を抱きながらついに12月12日(土)全国大会に向けて出発しました。
土曜日は、山梨県の西湖南体育館をお借りし、午後2時過ぎから最終練習をさせていただきました。夜8時過ぎまで、練習は続きました。やはりここでも1週間のブランクの穴埋めに終始しました。何とか横断幕を出すタイミングも掴んだようで、9時ホテルに帰って就寝しました。
 全国大会当日、山梨から埼玉まではやはり想像以上に遠かったです。本番直前のウォーミングアップぎりぎりにスーパーアリーナ入りをし、焦る気持ちを抑えて、ウォーミングアップ・チューニングを終えました。
 そして、本番。予想以上に子どもたちは落ち着いていました。(指揮者も)6分15秒の演奏時間をしっかりと楽しむことができました。
 結果発表!!「19番合同バンド、ゴールド!」
初出場から3年連続「金賞」を受賞することができました。そして、受賞の代表校の発表。
「水戸市立石川小学校のみんさんに・・・・」
「ああ全国1位にはなれなかったんだ。全国1はそんな簡単なものではない」
とんでもない期待だったんだと反省しながら表彰式を終えた子どもたちと合流しました。そして、表彰状・トロフィーを受け取り、早速審査結果表に目をやると

「大編成1位合同」「総合でも1位」
を確認し、飛び上がる思いで子どもたち、指導者、保護者に報告しました。びっくりしました。マーチング3年目にして、全国1位になることができました。
 奈良の地に帰ってから指導者で反省会をしました。それは、
「決して勘違いしないでおこう。我々一人ひとりは誰がなんと言おうと無力だ。でもその無力のマーチング素人集団でも練習中妥協せず、こだわりを持って、チームワークがよければこんな結果がついてくるんだ。決して私が全国1と思わないように。チームが全国1なんだ」と。
 今後、いろいろな演奏会でこの全国1の看板をしょって演奏しなければならいプレッシャーを感じている指導者です。
 合同バンドに関わって下さったすべての方々に感謝いたします。ありがとうございました。