---------- 車両解説 ----------

1481系(鮮魚列車)

 鮮魚列車に使用されていた600形も老朽化のため1989年(平成元年)に後継車として1480系のうち1482Fを鮮魚列車に改造することとなった。改造に際しては1両当たりに冷房装置を3台設置し車体内外装材を張り替えるとともにク1591には循環式WCが設置された。また塗色はマルーン色の腰部に大小2本の白帯を巻く専用のものとなる。他の1480系営業車と区別するため形式を1481系とした。
 鮮魚列車表記は従来と同様、大型の方向板が使用された。2001年(平成13年)11月まで鮮魚列車として活躍したが老朽化のため2680系にその座を譲り姿を消した。
***
早朝の鮮魚列車として活躍する1482F 引退時には「さよなら」プレートが掲げられて運転された
***
←上本町/名古屋→
 ク1591形(Tc) + モ1481形(M奇) + モ1481(Mc偶) 
1591 + 1481 + 1482
***
形式 車種 番号 両数 定員 全長
(mm)
全幅
(mm)
全高
(mm)
台車 電動機 出力
(kW×個)
製造初年 製造所 備考
モ1480 Mc 82 1 170 20720 2740 4150 近車KD-36C 三菱 125×4 1961 近車
M 81 1 180 3790 近車KD-30B
ク1590 Tc 91 1 近車KD-58A 1966  

2007年 9月 9日 更新

記事および画像の無断転載はお断りします
© 1999 大和路ポストマン