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先代職人



鈴木 啓之 【造瓦 瓦制作工・鬼師】  







 鈴 木 啓 之(すずき ひろゆき)

昭和5年(1930)01月13日
奈良県奈良市生まれ


戦後間もない昭和22年に、奈良県立奈良中学校(旧制)を卒業後、生家の瓦又にて、父 鈴木吉治につき、社寺瓦製造技術を修得する。

天沼俊一先生御監修の四天王寺鐘楼の鴟尾を皮切りに、国宝法隆寺金堂・国宝姫路城天守閣・国宝東大寺鐘楼・再建岸和田城天守閣・再建熊本城天守閣・正倉院昭和新宝庫(東・西)・興福寺国宝館等の、国宝・重要文化財や全国著名建造物の御用に従事する。

昭和45年夏に入社し、工場設立に伴い工場長となり、製造全般の責任者として尽力し、国宝東大寺大佛殿・世界遺産平城宮跡朱雀門復原・国宝法隆寺聖霊院・重文興福寺南円堂・世界遺産平城宮跡第一次大極殿・国宝正倉院正倉、東大寺総合文化センターなどを手掛ける。

それぞれに思い出はたくさんあるが、特に記憶に残っているのは、法隆寺東西宝蔵院(百済観音堂)である。この時は、変わった棟端飾瓦や?瓦など様々制作した。

また、会長とともに、瓦をつくることに熱中し、瓦の吸水や凍損(凍害)の対策など、造瓦技術や瓦笵制作に研鑚・没頭し、古代瓦造りの道具や技術の研究も重ねる。

平成19年より、取締役顧問として現在に至る。


受賞歴
  平成10年 奈良県教育委員会より「文化財保護功労者」表彰
  平成10年 文化庁より「文化庁長官表彰」
  平成12年 文部省より「黄綬褒章」受賞(文化財保存修理)

平成28年1月退社
令和3年5月17 永眠