
もしも老年の最後の日々をどこですごしたいか、ひとつ選べと言われたら、私はためらうことなく答えるだろう。シルスマリアと。シルスの湖畔と。
旅の本は掃いて捨てるほどありますが、最高の本と思います(作者は旅の本じゃないとおっしゃるかもしれませんが)。書店では最近ほとんど見かけません。だから、この本は私の宝です。上のフレーズは、私に、絶対死ぬまでに、シルスマリアには一度は行きたいと思わせてくれた言葉です。

もしも老年の最後の日々をどこですごしたいか、ひとつ選べと言われたら、私はためらうことなく答えるだろう。シルスマリアと。シルスの湖畔と。
旅の本は掃いて捨てるほどありますが、最高の本と思います(作者は旅の本じゃないとおっしゃるかもしれませんが)。書店では最近ほとんど見かけません。だから、この本は私の宝です。上のフレーズは、私に、絶対死ぬまでに、シルスマリアには一度は行きたいと思わせてくれた言葉です。

-チロルからウィーンへ 角田俊- ハルシュタットの町には鉄道がない。ハルシュタットという駅はあるのだが、それは湖の対岸にあって、そこには家は一軒もないのである。背後に山が迫っていて、駅のすぐ下が湖になっている。その小さな駅におりると、山道を少し下って湖畔にでる。そこにはちっぽけな船着場があって、白い小船が待っている。今汽車をおりた客や荷物がみんな乗るのを駅員が確認すると船長さんに合図をして、クルクル・・・・とエンジンの軽い音とともに走りだす。
最初から嘘をついてごめんなさい。ここはもう行って来ました。右の写真はそのときのものです。バスでも行けるのですが、この本を読んで、絶対、汽車と決めました。すごい、素敵な町なのですが、旅行会社は世界一美しい村と宣伝し、世界遺産にも登録されてしまい今はどうなったことやら・・・。私はザルツブルクからザルツカンマ-グトを経て、バートイシュールから汽車に乗り南下しました。でも、もう一度いってみたい。次回はゴーザウ湖も一緒に巡りたい
-チロルからウィーンへ 角田俊- 「ザルツカンマーグートの真珠」といわれるこの湖はこの近辺でいちばん美しいと推す人が多い。・・・湖からすぐに直立したゴッサウカムの山々と、湖の奥に光るダッハシュタインの山塊がいかにも山の湖らしい奥行きのある風景を作っている。湖岸につけられた小径に沿ってどんどん行くと、バス停のあたりのざわめきもしだいに遠ざかって、ジーンと湖底から音がするような静けさに包まれる。
-オーストリア・アルプスハイキング案内 小口和利- 奥ゴーザウまで往復する時間や体力のない人は、前ゴーザウを一周するだけでもいい。約一時間で回ることができる。ダッハシュタインの氷河と岩峰が夕日を浴びて赤く染まるアーベント・ロート(夕焼け)が、前ゴーザウの湖面に映るのは実に感動的な光景だが、これを見られるのは夏場だと午後8時ごろになるので・・・・・。
ここへはバートイシュールからバスで行けます。下の本に夕焼けの写真が出ているのですが、ため息が出てきてしまいます。真珠と夕焼けぜひ一度わが身をこの風景の中においてみたいです。