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布石

ロボ君と置き碁4子対局でよく現れる配石で考えられる応手を説明します。

布石-1

白が△を打ちました。次は黒の手番です。着手点候補として、A、B、Cがあります。 Aが分かりやすいので、お薦めです。
A:右上の星からケイマの位置。右辺の黒石と連携して、右辺を黒模様にします。
B:星からオオゲイマの位置。Aと同じく、2つの黒石と連携していますが、星からの間が少し大きいのが欠点。
C:右上スミの確保を確実にします。しかし、右下の黒と分断され、攻められる可能性があります。

布石-2

白が△を打ちました。右上の黒石を攻めてきました。次は黒の手番です。着手点候補として、A、B、Cがあります。 Aが分かりやすいので、お薦めです。
A:右下スミを黒模様にします。
B:右上の黒と連携して、右辺を黒模様にする。
C:白への攻めと共に、右下スミの黒模様を大きくします。しかし、右下スミが広いので注意が必要です。

布石-3

白が△を打ちました。上下の白を連絡する守りの手です。次は黒の手番です。左側の2つ黒が孤立しています。着手点候補として、A、B、Cがあります。 Aが分かりやすいので、お薦めです。
A:上の黒石がより白石に近いので、ケイマで強化すると共に、下の黒石との連携を目指しています。
B:これも、上下の黒石を連携をめざしていますが、少し間隔が大きい。
C:左上スミに拠点を作ると共に白の拠点を奪っています。攻めの手です。

布石-4

白が△を打ちました。次は黒の手番です。着手点候補として、A、B、Cがあります。 Aが分かりやすいので、お薦めです。
A:左下スミを守り、もし、白が横から攻めてきた場合は、白△を攻めて左上の黒と連絡します。
B:左上スミに黒の拠点を確保します。もし、白が上から攻めてきたら、右の黒と連絡します。
C:白△を攻めて、左下スミの地を確実にします。


2020.8.31 作成